Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

横山光輝『三国志』潮出版社(潮漫画文庫)

これまた本当に今さらなんですが,横山光輝の『三国志』を読みました。

Amazonマーケットプレイスで,全60冊をまとめ買い。10日で読み切ってしまいました。

なぜ今さらか。真面目な理由としては,最近読んだ『朝鮮思想全史』をきっかけに,もっと東洋史を知りたいと思ったことがあげられて,比較的真面目じゃない理由としては,Twitterというか「市況かぶ全力2階建」(あげくの果には日経の広告キャンペーン)であまりにも横山三国志を眼にしたことがあげられます。

横山三国志の汎用性の高さは株の世界でも異常 : 市況かぶ全力2階建

http://pr.nikkei.com/campaign_event/2017_sangokushi/

「諸葛亮孔明」の名前をきいたことがあってもそれがどこの誰なのか知らない程度に歴史に疎い自分にとっては,大変ためになるマンガでした。「三顧の礼」や「饅頭」の由来までここで知るとは思わなかった……。

この話から学んだことを要約すると,とにかく大事なのは「徳」と「智」と「勇」,そして「組織は人次第」ということですね。

726.1

三国志 (潮出版社): 1980-06-01|書誌詳細|国立国会図書館サーチ