Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

細谷雄一『国際秩序:18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』中央公論社(中公新書)

細谷雄一らしい,参考文献が懇切に付与され,そして丁寧が議論がなされている本でありました。ただ,サブタイトルにある「18世紀ヨーロッパ」に関する記述が厚く(これはこれでいいことですが),「21世紀のアジア」につながっていく最終章に至るころには,こちらが少し息切れしてしまいました。