Dribs and Drabs

The author hereby agrees to cover each and every topic that caught his attention.

[本]西原理恵子『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』KADOKAWA

どんな層がターゲットなんだ,この本。日本も広いな。

NDC10版による分類だと「159.6」。哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓 > 女性,ってことになるらしい。哲学の守備範囲広いな。

[本]松井孝典『地球=誕生と進化の謎 : 最新地球学入門』講談社現代新書

同僚に勧められて買ってみたんだが……なんともスケールが大きな本だ。

「これまでの学問分野にとらわれることなく,新たな総合学としての”地球学”を建設せねばならないだろう。それは,宇宙論的な時空スケールで地球と人類の存在を考えることであり,現代を分析することでもある。」

とはいえ,200ページ強の新書というフォーマットでそれを完遂することは当然無理で,「本書ではその第一歩として,関連する問題を網羅することを試みた。今後このような学問の統合化の試みが多くの人によってなされることを期待して,筆をおくことにする」というかたちで,読者は取り残されるわけである。

この本の第一刷が発行されたのが1990年,その後「地球学」はどうなっているんでしょうか……。

[本]池谷裕二『記憶力を強くする : 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』講談社ブルーバックス

「記憶力を強くする」という,下手をするとカッパブックス的な内容になりそうなテーマに対して,理論と実践とをバランス良く記述している。

  • 二つのことを同時に覚えるのではなく,ひとつひとつの段階に分けて覚える。
  • 「似ているもの」を覚えるために「似ていないもの」を削除していく消去法が,記憶には使われている。
  • 記憶の3箇条:
    1. 何度も失敗を繰り返して覚えるべし
    2. きちんと手順を踏んで覚えるべし
    3. まずは大きく捉えるべし
  • 定義:記憶とは,神経回路のダイナミクスをアルゴリズムとして,シナプスの重みの空間に,外界の時空間情報を写し取るとこによって内部表現が獲得されること。
  • 丸暗記を覚えた範囲の限られた知識にしか役立たないが,理論や理屈を覚えると,その論理が根底にあるすべての事象に活用できる
  • ものごとの習得において、もっとも大切な心得は「努力の継続」。 *「手続き記憶」は非常に強固な記憶なので,我流でスポーツをやって癖のあるフォームを身につけてしまうと,その後で正しいフォームに修正しようとしても,なかなか癖が抜けない。

[本]中村義作『パズルでひらめく補助線の幾何学 : "魔法の補助線"を見つけよう』講談社ブルーバックス

暇つぶしというか,頭の体操にはちょうどいい。

[本]鹿島 編『図解・超高層ビルのしくみ : 建設から解体までの全技術』講談社ブルーバックス

何ひとつ間違ったことは書かれていないけれど,本としてのエンターテイメントというかストーリー性というかワクワク感が薄いのは,組織が編纂しているからか。

[本]瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史伝説の東大講義』星海社新書

この「伝説の講義」の対象年齢ではないけれど,少し踏み出してみようかな…という気になった。

京大での講義,自分が学生のときだったら受講していただろうか。斜に構えていた自分のことだから,難癖つけて無視してした気がするけど。

あ,本書の中でいちばん印象に残ったのは,「パラダイムシフトは要するに世代交代」ってところ。日本も団塊の世代がいなくなったら良くなるんだろうか……。

[音楽]Floating Points - Full Performance (Live on KEXP)

Floating Points が KEXP でやったライブパフォーマンス(そのまんまだ)。

www.youtube.com

音楽が最高なのは当然ながら,途中のDJとサム・シェファードとの掛け合いが面白い。ベースはロンドン在住の日本人,ススム・ムカイ氏。

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この記事もあとでちゃんと読もう。

RA: Floating Points: 労をいとわず、どこまでも