Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

ネイト・シルバー『シグナル&ノイズ:天才データアナリストの「予測学」』日経BP社

これまたなんともダサいサブタイトルにしたもんだが(もともとは「why so many predictions fail but some don't」),めっちゃ示唆的。もっと早く読むべきだった。 シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」作者:ネイト・シルバー発売日: 2013/11/…

Le Sacre du printemps / The Rite of Spring - Ballets Russes

youtu.be 初演100周年を記念したニジンスキー版の復刻。なんだとしたら,観客も途中で退席するとかステージに物を投げ込むとかして,雰囲気を再現しないといけないよな。なに観客だけ高みの見物しとんねん。 さいてん~。

蟹瀬智弘『NDCへの招待:図書分類の技術と実践』樹村房

このブログのカテゴリーもNDC(日本十進分類法)を参考にしているので,ここらでNDCについてちゃんと知っておこうと思ったんですよね。 NDCへの招待 -図書分類の技術と実践-作者:蟹瀬 智弘発売日: 2015/06/09メディア: 単行本(ソフトカバー) んで読んで…

松崎隆司『ロッテを創った男 重光武雄論』ダイヤモンド社

たまったまこの本の存在を知って,表紙を見て名著の予感しかしなかったんだけど,その予感は的中した。 ロッテを創った男 重光武雄論作者:松崎 隆司発売日: 2020/11/25メディア: Kindle版 いや,ロッテの創業者である重光武雄については何も知らなかったけど…

Clubhouseについてひとこと言っておくか

ここにきてオンラインでのリアルタイムの音声によるコミュニケーションがホットになるとは,マクルーハンもびっくりであろう(適当)。 すげー乱暴にいえば「またバカから時間を奪うためのツールができたな」としか思わないんだけど,もうちょっと丁寧にいえ…

中原道喜『誤訳の構造』聖文新社

たまたま家にあったので… 誤訳の構造作者:中原 道喜聖文新社Amazon 誤訳の「構造」とはいうものの,誤訳に至る道が構造化されて提示されているわけではなく,単に誤訳の事例をカテゴリーごと(名詞,動詞,前置詞など)に紹介しているだけである。 どうせだ…

スイス政府『民間防衛:あらゆる危険から身を守る』原書房

Bookishなら必ずその存在を知っているであろうこの本。ようやく手にとってみた。 民間防衛ーあらゆる危険から身をまもる原書房Amazon 思っていたのとちょっと違っていたというか,最初は結構なページを割いて「精神論」を語っていて,たとえば われわれは,…

伊東順子『韓国 現地からの報告:セウォル号事件から文在寅政権まで』筑摩書房(ちくま新書)

韓国 現地からの報告 (ちくま新書)作者:伊東 順子筑摩書房Amazon 面白くて一気に読んでしまった。 本当にタイトル通りで「韓国,現地からの報告」だし,それがカバーするのは「セウォル号事件から文在寅政権」までの時期(つまりはここ6-7年)だし。 何が面…

島崎貴則『新ゼロからスタートフランス語 文法編:だれにでもわかる文法と発音の基本ルール』Jリサーチ出版

最近ヒマだし,昔習ったフランス語を再度勉強しようかと思っていて,何がいいかなと漁っているんだけど, 新ゼロからスタートフランス語 文法編作者:島崎 貴則Jリサーチ出版Amazon これ,「アテネ・フランセ責任編集」っていうのが,やっぱり信頼感をぐっと…

深尾京司『世界経済史から見た日本の成長と停滞:1868-2018』岩波書店

何を思ったか妻が買ってた(知人に勧められたらしい)。 世界経済史から見た日本の成長と停滞――1868-2018 (一橋大学経済研究叢書 67)作者:深尾 京司岩波書店Amazon 著者が「はしがき」で述べるように,「本書の目的は,このような日本の経済発展を,長期的な…