数学 Mathematics
これまたなんともダサいサブタイトルにしたもんだが(もともとは「why so many predictions fail but some don't」),めっちゃ示唆的。もっと早く読むべきだった。 シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」作者:ネイト・シルバー発売日: 2013/11/…
ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者 (ハヤカワ文庫 NF 373 〈数理を愉しむ〉シリーズ)作者:ジョージ G.スピーロ発売日: 2011/04/30メディア: 文庫 ポアンカレ予想に関する本は数多くあって,なんでこれを買ったんだったかな。 ポア…
『ガロア理論の頂(いただき)を踏む』を眺めたあとだと,無味乾燥なテキストブックのようにしか見えなくて……。ルービックキューブの具体的な解法テクニックとかが載っているわけでもなく(当然ながら)……。 群論の味わい -置換群で解き明かすルービックキ…
ガロア理論の頂を踏む作者:石井俊全発売日: 2019/01/18メディア: Kindle版 いろいろな感想を抱くんだけど, そう,ガロア理論(を理解すること)ってなんとなく憧れるんであって,それを最終目標にして全体を構成するっていうのは,とてもいい という意味で…
ケプラー予想: 四百年の難問が解けるまで (新潮文庫―Science&History Collection)作者:ジョージ・G. スピーロ発売日: 2013/12/24メディア: 文庫 「第12章 コンピューターとアルゴリズム」のあたりがいちばん面白かったかな。知らないことが多すぎる……。
一松信の本*1と読み比べるために,読んでみた。そして,一松信の本より遥かに良い,という印象を得た(全体的に,一松信の本は「可もなく不可もなく」だし「よくまとまっている」けど,面白さはない)。 四色問題 (新潮文庫)作者:ロビン ウィルソン発売日: 2…
解決までの経緯を過不足なくコンパクトにまとめているけれど,こういう本は早々に挫折する。 四色問題 どう解かれ何をもたらしたのか (ブルーバックス)作者:一松 信発売日: 2016/05/20メディア: 新書
暇つぶしというか,頭の体操にはちょうどいい。 パズルでひらめく補助線の幾何学―"魔法の補助線"を見つけよう (ブルーバックス)作者:中村 義作発売日: 2003/09/21メディア: 新書
加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学』*1 の中の「ジグソーパズル」の話で登場していたこの本,なんとも面白かった。一般向けの本でここまで遠慮なく専門用語を使って,それでいて何かを感じとらせるのだから,すごい。本人の数学に対する「愛」もさることなが…
「加藤先生ってば前戯がお上手,んもぉー,早くIUT理論ちょうだーい」,と思って読み進めた割には,肝心のIUT理論の箇所が短小で,なんだか拍子抜けしたんですが,まぁしょうがないか。 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃作者:加藤 文元発売日: 2019/04/…
「集合と位相」をなぜ学ぶのか ― 数学の基礎として根づくまでの歴史作者:藤田 博司発売日: 2018/03/06メディア: 単行本(ソフトカバー)確かにこれはユニークな本であって,著者が言うように 本書はこの「集合と位相」という科目の,教科書ではありません だ…
喫緊の必要性があるわけでもないんですけどね。この方に影響されて(データサイエンティストもしくは機械学習エンジニアを目指すならお薦めの初級者向け6冊&中級者向け15冊(2017年春版) - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ),いわゆる「み…
暗号の数理といえば,なんとなく知っているのは「公開鍵と秘密鍵,素数と素因数分解」という程度なんですが,この本はサブタイトルにある通り「作り方と解読の原理」をちょっと踏み込んで(「P問題とNP問題」「フェルマーの小定理」などを持ち出して)解説し…
結城浩のTwitterアカウントをフォローしている程度にファンである身として,読んでみました。 プログラマの数学第2版 作者: 結城浩 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2018/01/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 内容は以下の…
今朝から話題になっていますね。 数学の超難問・ABC予想を「証明」 望月京大教授 | 朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASKDD5Q6MKDDPLBJ007.html 長年にわたって世界中の研究者を悩ませてきた数学の超難問「ABC予想」を証明したとする論文が、国際…
「偶然」の統計学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫〈数理を愉しむ〉シリーズ) 作者: デイヴィッド・J・ハンド,松井信彦 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/10/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介「ありえない」はずの出来…
『数学ガール』シリーズの最新刊,『数学ガール/ガロア理論』。あみだくじから始まる「僕」と「ユーリ」との会話が,自然にガロア理論につながっていく展開に感心しながら,これまで何度も学びたくても二の足を踏んでいたガロア理論の大筋が追えることに,…
個人的な思い出 大学生のときはぜんぜん真面目に数学を勉強していませんでしたが,数学の本は好きでした。「全集」になると,なおさら好きです。読みもしない本を買っては,お金に困ると古本屋に売って……いうのを何度も繰り返していました。苦学生気取りでい…
この本を手にしたわけ 『数学ガール』の結城浩さんの本で,しかも文章作法について。大学で数学を勉強してそのあと雑誌の編集者をやってた自分としては,興味のど真ん中にある本です。 数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫) 作者: 結城浩 出版社/メーカー: …
今年もやってまいりました,京大RIMSの数学入門公開講座です。 http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/kouza/ 1. 趣 旨数学はあらゆる科学の基礎をなすものです。今回の講座では、社会人、 中・高校教師、大学生等ある程度数学的素養のある一般の方を対象に、 専…
日本数学会: 小平邦彦生誕百年記念事業http://mathsoc.jp/meeting/kodaira100/index-jp.html 小平邦彦博士(1915 -- 1997) は20世紀数学における巨人の一人です。博士は Hermann Weyl によるリーマン面の理論を一般化し、大域解析学と層コホモロジー理論に…
http://en.wikipedia.org/wiki/Piftp://pi.super-computing.org/pub/pi10m/pi10m.ascii.01of10 pi = 3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679 8214808651 3282306647 0938446095 …
結城浩氏が,『数学ガール』の功績を認められ,「2014年度日本数学会賞出版賞」を受賞したとのこと.素晴らしい!! http://www.hyuki.com/d/201403.html#i20140312220000 といいつつ,まだ読んだことがないので,これをきっかけにポチリします. 数学ガール…
数学・数理解析専攻:数学教室公開講座「現代数学展望」というイベントが京大であるみたい。応募して当選したら有給休暇の申請出して,旅行がてら行ってみようかな。 数学の近年の発展は著しく,数理科学,技術との関係も深まり,数学教育にも大きな影響を与…