Dribs and Drabs

The author hereby agrees to cover each and every topic that caught his attention.

[本]ルイス・ウォルパート, アリスン・リチャーズ 著, 青木薫, 近藤修 訳『科学者の熱い心 : その知られざる素顔』講談社ブルーバックス

これ,名著じゃん。 科学者の熱い心―その知られざる素顔 (ブルーバックス)作者:ウォルパート,ルイス,リチャーズ,アリスンメディア: 新書 BBCの番組がもとになっているみたいだけど,さすがBBC。

[本]松岡亮二『教育格差 : 階層・地域・学歴』筑摩書房

Twitterだけ見てるとすごい流行ってるし大名著みたいに見えるんですけど, 教育格差 ──階層・地域・学歴 (ちくま新書)作者:松岡亮二発売日: 2019/07/26メディア: Kindle版 まぁ確かに「教育格差」を生んでいる構造を丁寧・丹念に記述しているのはそうなんだ…

[本]ジョージ・G・スピーロ, 青木薫 訳『ケプラー予想 : 四百年の難問が解けるまで』新潮社

ケプラー予想: 四百年の難問が解けるまで (新潮文庫―Science&History Collection)作者:ジョージ・G. スピーロ発売日: 2013/12/24メディア: 文庫 「第12章 コンピューターとアルゴリズム」のあたりがいちばん面白かったかな。知らないことが多すぎる……。

[本]澤田晃宏『ルポ 技能実習生』筑摩書房

このテーマに特段の興味を持っていたわけではないけれど,買って読んでみた。 ルポ 技能実習生 (ちくま新書)作者:澤田晃宏発売日: 2020/05/15メディア: Kindle版 このテーマにまつわる状況が冷静にバランス良くまとめられていた。最後に韓国の状況についてま…

[本]ロビン・ウィルソン, 茂木健一郎 訳『四色問題』新潮社

一松信の本*1と読み比べるために,読んでみた。そして,一松信の本より遥かに良い,という印象を得た(全体的に,一松信の本は「可もなく不可もなく」だし「よくまとまっている」けど,面白さはない)。 四色問題 (新潮文庫)作者:ロビン ウィルソン発売日: 2…

[本]外山滋比古『思考の整理学』筑摩書房

メタ認知の本を読んでもメタ認知は得られない……。 思考の整理学 (ちくま文庫)作者:外山 滋比古発売日: 1986/04/24メディア: 文庫 《エディターシップ》ということはよく分かった。 だから書影に帯入れるなって……。

[本]一松信『四色問題 : その誕生から解決まで』講談社ブルーバックス

解決までの経緯を過不足なくコンパクトにまとめているけれど,こういう本は早々に挫折する。 四色問題 どう解かれ何をもたらしたのか (ブルーバックス)作者:一松 信発売日: 2016/05/20メディア: 新書

[本]西原理恵子『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』KADOKAWA

どんな層がターゲットなんだ,この本。日本も広いな。 女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと作者:西原 理恵子発売日: 2017/06/02メディア: 単行本 NDC10版による分類だと「159.6」。哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓 > 女性,ってことになるら…

[本]松井孝典『地球=誕生と進化の謎 : 最新地球学入門』講談社現代新書

同僚に勧められて買ってみたんだが……なんともスケールが大きな本だ。 地球 誕生と進化の謎―最新地球学入門 (講談社現代新書)作者:松井 孝典メディア: 新書 「これまでの学問分野にとらわれることなく,新たな総合学としての”地球学”を建設せねばならないだろ…

[本]池谷裕二『記憶力を強くする : 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』講談社ブルーバックス

「記憶力を強くする」という,下手をするとカッパブックス的な内容になりそうなテーマに対して,理論と実践とをバランス良く記述している。 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)作者:池谷裕二発売日: 2014/06/27メディ…

[本]中村義作『パズルでひらめく補助線の幾何学 : "魔法の補助線"を見つけよう』講談社ブルーバックス

暇つぶしというか,頭の体操にはちょうどいい。 パズルでひらめく補助線の幾何学―"魔法の補助線"を見つけよう (ブルーバックス)作者:中村 義作発売日: 2003/09/21メディア: 新書

[本]鹿島 編『図解・超高層ビルのしくみ : 建設から解体までの全技術』講談社ブルーバックス

何ひとつ間違ったことは書かれていないけれど,本としてのエンターテイメントというかストーリー性というかワクワク感が薄いのは,組織が編纂しているからか。 図解・超高層ビルのしくみ―建設から解体までの全技術 (ブルーバックス)発売日: 2010/05/21メディ…

[本]瀧本哲史『2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史伝説の東大講義』星海社新書

この「伝説の講義」の対象年齢ではないけれど,少し踏み出してみようかな…という気になった。 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 (星海社新書)作者:瀧本 哲史発売日: 2020/04/27メディア: 新書 京大での講義,自分が学生のときだった…

[本]マーク・ピーターセン『日本人の英語』岩波新書

何度も読んでいるけど,何度読んでも新たに学べる。というか,読んだ内容を忘れていってるだけなんだけど。 日本人の英語 (岩波新書)作者:マーク・ピーターセン発売日: 1988/04/20メディア: 新書 でもほんと,この本を読んでいるときは,自分が話したり書い…

[本]大栗博司『大栗先生の超弦理論入門 : 九次元世界にあった究極の理論』講談社ブルーバックス

前にも読んでいたはずだけど,再読したら「読んだことのない」話でいっぱいだった。記憶していないだけだけど……。 大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス)作者:大栗 博司発売日: 2013/08/21メディア: 新書 大栗先生の人柄が文章の至るところから垣間見えて…

[本]池谷裕二『パパは脳研究者 : 子どもを育てる脳科学』クレヨンハウス

家の本棚にあったから前に買ってたんだろうけど,いつどこで買ったのか思い出せない。 パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学作者:池谷 裕二発売日: 2017/08/10メディア: 単行本 子育てってこういう「発見する喜びに満ちた行為」だったんだよな,というのを思…

[本]池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」:または,自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』講談社ブルーバックス

著者自らがこの本(のもとになった高校生への講義)の特徴をこう語っている。 「脳のしくみの説明そのものよりも,「脳」を考えるプロセスに主眼を置いた」「脳が機能する意義とそれを支えるプロセスの意義。脳を今までとは違う視点で眺める……そのための姿勢…

[本]三澤慶洋『図解・旅客機運航のメカニズム:航空機オペレーション入門』講談社ブルーバックス

「旅客機運航のメカニズム」ということで,まさに「運航」だし「オペレーション」の話だった。なんでこの本を買ったんだったっけな? 図解 旅客機運航のメカニズム 航空機オペレーション入門 (ブルーバックス)作者:三澤慶洋発売日: 2014/04/04メディア: Kind…

[本]仲野徹『こわいもの知らずの病理学講義』晶文社

大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、極上の知的エ…

[本]エドワード・フレンケル『数学の大統一に挑む』文藝春秋

加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学』*1 の中の「ジグソーパズル」の話で登場していたこの本,なんとも面白かった。一般向けの本でここまで遠慮なく専門用語を使って,それでいて何かを感じとらせるのだから,すごい。本人の数学に対する「愛」もさることなが…

[本]池谷裕二『進化しすぎた脳:中高生と語る「大脳生理学」の最前線』講談社ブルーバックス

池谷裕二の著書は初めて読んだけど,面白くて一気に読み進めた。あとがき(「ブルーバックス版刊行に寄せて」)にあるように,池谷の「テンポのよさ,潔さ,自身と勢い」がある。 進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者:…

[本]加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学:IUT理論の衝撃』KADOKAWA

「加藤先生ってば前戯がお上手,んもぉー,早くIUT理論ちょうだーい」,と思って読み進めた割には,肝心のIUT理論の箇所が短小で,なんだか拍子抜けしたんですが,まぁしょうがないか。 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃作者:加藤 文元発売日: 2019/04/…

[本]宮本みち子『若者が無縁化する:仕事・福祉・コミュニティでつなぐ』ちくま新書

タイトル通り,無煙化する若者ついて,さまざまな角度から丁寧に描写した本ではあるが,自分にとっては「だから何」という感じだった。 若者が無縁化する―仕事・福祉・コミュニティでつなぐ (ちくま新書)作者:宮本 みち子発売日: 2012/02/01メディア: 新書

[本]三浦展『下流社会:新たな階層集団の出現』光文社新書

マーケティングの本だった。その背景や経緯をたどって深く掘り下げるというよりは,現代社会の表層のスナップショットを切り取るって感じの。 下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)作者:三浦 展発売日: 2005/09/20メディア: 新書

[本]朱建栄『江沢民の中国:内側から見た「ポスト鄧小平」時代』中公新書

1994年に出版されたこの本。「過渡期の中国を分析するこの本の寿命は二・三年かも」と謙遜しているが,なかなかどうして,今(2020年)に読んでも十分に面白かった。 江沢民の中国―内側から見た「ポスト〓@68B0小平」時代 (中公新書)作者:朱 建栄メディア: …

[本]井上久男『日産 vs. ゴーン:支配と暗闘の20年』文春新書

いま最も読まれるべき本はこれでしょう。 日産vs.ゴーン 支配と暗闘の20年 (文春新書)作者:井上 久男発売日: 2019/02/20メディア: Kindle版 ゴーンが守銭奴であり経営テクニックに長けていたのは事実だろうけど,この本は著者の「愛のある批判」精神により,…

[本]城山三郎『官僚たちの夏』新潮文庫

面白いから一気に読めた。んだけど,なんだろうこの何とも言えない読後感は。 官僚たちの夏 (新潮文庫)作者:城山 三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1980/11/25メディア: 文庫 バリバリ働けるのっていいですね/そんなに身を粉にして働いて何になるんです…

[本]フランシス・ウェルマン『反対尋問』ちくま学芸文庫

その手の人がちゃんと読むと非常に面白い本なのだろうが,素人が興味本位で読んだら最初の100ページぐらいで飽きてしまった。 反対尋問 (ちくま学芸文庫)作者:フランシス ウェルマン出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/03/08メディア: 文庫

[本]浅見雅男『皇族と天皇』ちくま新書

思ってた*1のと違ってたな(というか,そういうの立ち読みするときに確認しろって感じなんですが)。 皇族と天皇 (ちくま新書1224)作者:浅見 雅男発売日: 2016/12/06メディア: 新書 あとがきにあるように「本書は明治以降の皇族の姿を事実に即してながめるこ…

第41回サントリー学芸賞決定

読みたい本が何冊かある。読もう。 第41回 サントリー学芸賞決定 2019年11月12日 ニュースリリース サントリー 受賞者および対象作品 政治・経済部門 善教 将大(ぜんきょう まさひろ)(関西学院大学法学部准教授) 『維新支持の分析 ―― ポピュリズムか,有…