Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

金融.銀行.信託 Financial economics. Banks and trusts

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ロバート・J・シラー『投機バブル 根拠なき熱狂:アメリカ株式市場、暴落の必然』ダイヤモンド社

投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然作者:ロバート・J. シラー発売日: 2001/01/01メディア: 単行本 異常なまでに高騰したアメリカの株価の、暴騰と暴落のメカニズムを解明する。FRB議長グリーンスパンの名言を軸に、乱高下する株価の秘密…

小島庸平『サラ金の歴史:消費者金融と日本社会』中公新書

サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)作者:小島 庸平発売日: 2021/02/20メディア: 新書 無意識的にもっと下賤な感じのものを期待してたけど,ぜんぜんそんなことはなくて,まっとうな研究の書だった.参考文献も充実してたし,著者も終章でこ…

日経コンピュータ『システム障害はなぜ起きたか:みずほの教訓』日経BP社

最近またみずほでシステム障害障害*1が起きているので,読んでみたこの本. システム障害はなぜ起きたか~みずほの教訓発売日: 2002/06/03メディア: 単行本 「みずほフィナンシャルグループ」が2002年4月に引き起こした情報システム障害の真の原因を探り、こ…

横尾宣政『野村證券第2事業法人部』講談社+α文庫

野村證券第2事業法人部 (講談社+α文庫)作者:横尾 宣政発売日: 2019/07/20メディア: 文庫 サブタイトルをつけるなら,「それでもボクはやってない」。 もっとも活気があった1980年代の野村證券。トップセールスマンとして走り続け、「オリンパス巨額粉飾事件…

東短リサーチ株式会社『東京マネー・マーケット』有斐閣選書

以前誰かが勧めてて,ようやく手にしてみた。 東京マネー・マーケット 第8版 (有斐閣選書)発売日: 2019/11/22メディア: 単行本(ソフトカバー) ある意味『現代の金融政策:理論と実際』と表裏をなす本で,東京のマネー・マーケットの現場の具体例や詳細がよ…

大垣尚司『金融と法:企業ファイナンス入門』有斐閣

金融と法 -- 企業ファイナンス入門作者:大垣 尚司発売日: 2010/05/31メディア: 単行本(ソフトカバー) 一度読んでみたかった。と思ったら実は妻が持ってたということで,つまみ食い。 金融と企業ファイナンスの(基本的なところの)知識の整理になるし,金…

白川方明『現代の金融政策:理論と実際』日本経済新聞出版社

現代の金融政策―理論と実際作者:白川 方明メディア: 単行本 全体の分量は多いけど,ひとつひとつの文は簡素で引き締まっている。要するに「くどくど説明する」ってことがないけど,逆に言えば,まったくの初学者が本書で金融政策をゼロから学ぶのは難しいか…

雨宮正佳「最近の金融政策運営について」

過去20年間を振り返ると,一時的な要因(持続可能でない要因)で,需給ギャップがプラスになった時期はあるが,基本的には供給超過状況が続いていた。それが16年の終わり頃からようやく,ITバブル(注:00年)や住宅バブル(注:米国,06-07年)の頃よりはよ…