Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

論文集.評論集. 講演集.会議録

*(1)非体系的または非網羅的なものに,使用する;体系的または網羅的なものには-08を,逐次刊行されるもにには-05を使用する;(2)当該主題を他主題との関連から扱ったも,または特定の概念・テーマから扱ったものに,使用する

森毅『すうがく博物誌:美しい数学2+3』童話屋

すうがく博物誌 (美しい数学2+3)作者:森 毅童話屋Amazon 自分は何を読まされているんだろう,という気になる。 『悪魔の辞典』風とでもいえばいいのか,あいうえお順に並べられたさまざまな用語・概念・人物――「アキレスと亀」「エントロピー」「Q.E.D.」な…

高山明『テアトロン:社会と演劇をつなぐもの』河出書房新社

テアトロン: 社会と演劇をつなぐもの作者:高山明河出書房新社Amazon 本日の毎日新聞にて書評させていただきました〜 https://t.co/s4Q1QtyB8x— 伊藤亜紗 (@gubibibi) 2021年9月10日 このツイートだけがきっかけで手に取って読んでみたけど,非常に面白かった…

ザビーネ・ホッセンフェルダー『数学に魅せられて、科学を見失う:物理学と「美しさ」の罠』みすず書房

数学に魅せられて、科学を見失う作者:ザビーネ・ホッセンフェルダーみすず書房Amazon 裏表紙の紹介文が見事に本書の内容をサマライズしていると思う。 物理学の基礎領域では30年以上も,既存の理論を超えようとして失敗し続けてきたと著者は言う。実験で検証…

ポール・A・オフィット『禍いの科学:正義が愚行に変わるとき』日経ナショナルジオグラフィック社

禍いの科学 正義が愚行に変わるとき作者:ポール・A・オフィット日経ナショナル ジオグラフィック社Amazon 原題は『Pandora's Lab: Seven Stories of Science Gone Wrong』。「パンドラの箱」とはよく言うけれど,この本によると, ギリシャ神話の神,プロメ…

佐藤友亮『身体知性:医師が見つけた身体と感情の深いつながり』朝日選書

身体知性 医師が見つけた身体と感情の深いつながり (朝日選書)作者:佐藤 友亮発売日: 2017/11/13メディア: Kindle版 内田樹との対談でミソがついたというか,いや,内田さんの合気道とか身体論に関する言説は面白いんだけど,昨今の政治的(なものに絡む)言…

牧野成一『日本語を翻訳するということ:失われるもの、残るもの』中央公論社(中公新書)

日本語を翻訳するということ - 失われるもの、残るもの (中公新書)作者:牧野 成一中央公論新社Amazon 「翻訳論」というよりは「翻訳をすることから見えてくる日本語論」で(だからNDCも810〔日本語〕になってる),そういう意味では書名通りなんだけど,ちょ…

ロゲルギスト『新 物理の散歩道:第1集』筑摩書房(ちくま学芸文庫)

新 物理の散歩道〈第1集〉 (ちくま学芸文庫)作者:ロゲルギスト筑摩書房Amazon 大学生のときに友人Sに「ロゲルギストおもろいで」って言われたような記憶がかすかにあるんだけど,それから四半世紀経ってようやく読んでみた。 ……うん,まぁ,面白いことはなく…

ジョージ・G・スピーロ『ケプラー予想 : 四百年の難問が解けるまで』新潮社(新潮文庫)

ケプラー予想: 四百年の難問が解けるまで (新潮文庫―Science&History Collection)作者:ジョージ・G. スピーロ新潮社Amazon 「第12章 コンピューターとアルゴリズム」のあたりがいちばん面白かったかな。知らないことが多すぎる……。 410.4

池谷裕二『パパは脳研究者 : 子どもを育てる脳科学』クレヨンハウス

家の本棚にあったから前に買ってたんだろうけど,いつどこで買ったのか思い出せない。 パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学作者:池谷 裕二クレヨンハウスAmazon 子育てってこういう「発見する喜びに満ちた行為」だったんだよな,というのを思い出させてもら…

森下典子『日日是好日:「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』新潮社(新潮文庫)

人から本を勧められることも少ないし,勧められても実際に読んでみることは少ないのですが,これは違いました。で,読んでよかった。日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)作者:典子, 森下新潮社Amazonこの本がどういう本か,何を伝えよ…

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』草思社(草思社文庫)

これもKindle化されていて良かった。単行本で買ったときは読むのに難儀したのに,今回スラスラ読めたのはどうしてだろう。 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰 出版社/メーカー: 草…

結城浩 『数学ガール:ガロア理論』SBクリエイティブ

『数学ガール』シリーズの最新刊,『数学ガール/ガロア理論』。あみだくじから始まる「僕」と「ユーリ」との会話が,自然にガロア理論につながっていく展開に感心しながら,これまで何度も学びたくても二の足を踏んでいたガロア理論の大筋が追えることに,…