芸術 The arts
ゴルフ解剖学 (スポーツ解剖学シリーズ)作者:クレイグ・デイビース,ヴィンス・ディサイアベースボール・マガジン社Amazon 昔これの原書を持っていたことがあったけど,改めてこの翻訳版を手にしてみた。 原書に比べて翻訳版の方が判型が小さい とはいえ日本…
この本の存在は長らく知ってて,本来であれば自分みたいな人間はさっさと読まなきゃいけなかった内容なんだけど,ずっと先延ばしにしてた……。 だって表紙がベタすぎるから。 コースが語る世界のゴルフ史作者:大塚 和徳日本経済新聞出版Amazon コースの歴史。…
自炊したときのPDFが手元に残っていたので,再読してみまた。 が,評価が難しい……。「人間の体はこういう構造でこういう癖があるから,こういう意識で動いた方がいいよ」というのは真実だろうけど,「そもそもこの本の中で目指そうとしているスイングが最適…
著者のニック・ブラッドリー*1はジャスティン・ローズを指導したこともあって,この本のForewardもローズが書いているし,この本はベストセラーになったらしい。 「ゴルフスイングにおける感覚を印象的なビジュアルで表現する」という試みは面白いけど,その…
Dave Pelz's Putting Bible (Dave Pelz Scoring Game)作者:Pelz, DaveAurum Press LtdAmazon Putting Overview Chapter 1 / What Is Putting? フルスイングゲームとパッティングとは別物。 ペルツの考えるパッティングの名手は,ジョージ・アーチャー,ベン…
Floating Points が KEXP でやったライブパフォーマンス(そのまんまだ)。 www.youtube.com 音楽が最高なのは当然ながら,途中のDJとサム・シェファードとの掛け合いが面白い。ベースはロンドン在住の日本人,ススム・ムカイ氏。 この記事もあとでちゃんと…
Netflixさまさまだな。妻が観たいというので付き合った,2000年の『チャーリーズ・エンジェル』。たまには(こういう時期には特に)こういうバカなのも必要だな……。 チャーリーズ・エンジェル(字幕版)キャメロン・ディアスAmazon 日本でも2000年公開だから,…
このコロナ禍の中でデートしているカップルを見ると,不思議な感覚に襲われる。ディストピアの中にいるふたり。何かの映画のようだけど,それが何かを思い出せない…。 という内容をFacebookに投稿したら,大学時代のシネフィルな友人から,一言だけコメント…
ゴルフ の 力学 スイング は「 クラブ が主」「 カラダ は従」 (サンエイ新書)作者:松本協三栄Amazon 「ゴルフスイング物理学」を意識したかのような書名ですが,それはさておき。 もちろん重箱の隅をつつくような指摘はできるけど,新書という限定されたフ…
参考文献 というか,この本に書かれているものを日本語に訳した。 Czech and Slovak Cinema (Traditions in World Cinema) (English Edition)作者:Hames, PeterEdinburgh University PressAmazon サマリー 最も批判的な政治的映画は,Vojtěch Jasný の『All …
2019年のマイベストアルバムは,間違いなくこれ。 Floating Points - Crush (Full Album) エレクトロミュージックの極北。テクニカルでミニマリスティックなのに,展開があってメロディアスでエモい。 UCLでニューロサイエンスを学び,批評家から激賞される…
息子の入院に一週間付き添うことになり,病院の売店で初日に買ってとせがまれたのがこの「おりがみブック」シリーズ。トーヨー 折紙ブック鳥 130007メディア: オフィス用品「とり」「どうぶつ」「むし」「うみのいきもの」の4種類。折り紙の他に,それぞれの…
現代美術史-欧米、日本、トランスナショナル (中公新書)作者:山本 浩貴中央公論新社Amazon 国内外の現代美術の流れが非常によくまとめられているんだけど,よくまとめられているからこそ,いくつか不満が出てくる。不満のひとつは,ここのアーティストやグル…
久しぶりにFreeTEMPO聴いたら,音の重ね方も曲の展開も陳腐にら感じられて,んーなんなんだ。Oriental Quaint - EPFreeTEMPOダンス¥1120
漱石の『吾輩は猫である』の中での美学者・迷亭は,法螺話で人をかついでばかりの人物なのですが,それを読んで以来(つまりは14歳ぐらいのときから),「美学」というものがずっと気になっていました。で,読んでみたこの本。そういえば同じ著者の『タイト…
「もっと深く絵画を理解したい」という気持ちはずっと抱いていました。この本を読もうと思ったのは,それがきっかけです。カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)作者:高階 秀爾中央公論新社Amazonカラー版 - 近代絵画史…
これまた本当に今さらなんですが,横山光輝の『三国志』を読みました。三国志 (1) 桃園の誓い (希望コミックス (16))作者:横山 光輝潮出版社AmazonAmazonマーケットプレイスで,全60冊をまとめ買い。10日で読み切ってしまいました。三国志 文庫版 コミックセ…
iTunesで新しくアルバムを書い続けても結局お気に入りのものしか聴かなくなるんですが,アルファベット順に「A」から曲を聴いていくと,なかなか面白いものがあります。 全11,000曲の最初と最後は 「A」から始まって数字に移って最後は日本語になるので,最…
人から本を勧められることも少ないし,勧められても実際に読んでみることは少ないのですが,これは違いました。で,読んでよかった。日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)作者:典子, 森下新潮社Amazonこの本がどういう本か,何を伝えよ…
このタイトルじゃなかったら,もうちょっと素直に内容が楽しめたんじゃないかな,と思います。 脳は美をどう感じるか―アートの脳科学 (ちくま新書) 作者: 川畑秀明 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/10/01 メディア: 新書 購入: 10人 クリック: 198回…
14分以上にも及ぶ,Kamasi Washingtonの大作"Truth"。やっぱりこういうミニマリスティックな表現が好きなんだなぁ。 Truth カマシ・ワシントン ジャズ provided courtesy of iTunes
だいぶ前に知人がFacebookでシェアしてたんですが,ピエール・ブレーズが選ぶ「20世紀音楽の10大傑作」だそうです。ストラヴィンスキー「春の祭典」とマーラーの交響曲第6番しか知らない。そして,ドビュッシー「海」が入っていないのが驚き。20世紀の音楽っ…
Gilles Petersonの番組で耳にした,Four Tet "SW9 9SL"。Four TetことKieran Hebdenってロンドンの出身だから,この"SW9 9SL"もポストコードだと推測されるけれど,実際に地図で見ると,ライブハウスであるO2 Academy Brixtonが出てくる。何かゆかりがあるん…
だから何だって感じだけど,面白い! 46 Recordings of Stravinsky's "Rite of Spring" in 3 Minutes viahttp://digg.com/video/46-recordings-of-stravinskys-rite-of-spring-in-3-minutes
編集者だったころの上司がFacebookで紹介していました。 SOUNDCHECK "Pierre Boulez Picks 10 Great Works of the 20th Century" http://soundcheck.wnyc.org/story/10-great-works-20th-century-pierre-boulezs-90th-birthday/ ストラヴィンスキー「春の祭…
Royal Festival Hall で観た Maurizio Pollini のリサイタルのレビューが載っていた。僕自身も,演奏は雑だったし,たぶんポリーニの演奏の中では凡庸な出来だと思いましたが,しかしそれでもファンを熱狂させる何か,抗いがたい魅力があるとは思いました。 …