Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

石井俊全『ガロア理論の頂 (いただき) を踏む』ベレ出版

いろいろな感想を抱くんだけど,

  • そう,ガロア理論(を理解すること)ってなんとなく憧れるんであって,それを最終目標にして全体を構成するっていうのは,とてもいい
  • という意味では,宮崎駿が『千と千尋の神隠し』(だったかな)を「ひとりの10歳の女の子(だったかな)に向けて作った」っていうのを思い出した
  • こういう本は,数学とかガロア理論だけじゃなくて,いろんな分野のいろんなトピックに対して使えそうに思う
  • 一方で,そういう「憧れの存在」を目にしても全然心がときめかなくなかった自分がいて……こういうのを「枯れた」というのか,そもそも自分は本当は数学なんて好きじゃなかったのか(って,いつも言ってることだけど)

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