そうそう,わたしはこういうのが読みたかったんだよ! ↓こういうんじゃななくてね。
トム・ヴァンダービルト『となりの車線はなぜスイスイ進むのか?:交通の科学』早川書房 - Dribs and Drabs
著者がいうには,「慣性の法則」「作用=反作用の法則」「運動の法則(運動方程式)」という3つの法則がすべて成り立っているのはすべて「ニュートン粒子」で,一方で車や人のようにそうじゃないものを「自己駆動粒子(self-driven particle)」といい,それに対してモデル(ASEP, Asymmetric Simple Exclusion Process: 非対称単純排除過程)を組むと,いい感じに渋滞がシミュレートできるのだと。そして,
ASEPは自己駆動する性質と排除体積効果の二つを考慮した単純な離散モデル
であり,
ASEPはセルオートマトン法の中の一つの性質の良いモデルである。車や人など様々な粒子の動きはこのセルオートマトンのルールをうまく設定することで扱ってゆくことができる
んだと。
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