Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤロミル・イレシュ『冗談』

参考文献 というか,この本に書かれているものを日本語に訳した。 Czech and Slovak Cinema (Traditions in World Cinema) (English Edition)作者:Hames, PeterEdinburgh University PressAmazon サマリー 最も批判的な政治的映画は,Vojtěch Jasný の『All …

宮本みち子『若者が無縁化する:仕事・福祉・コミュニティでつなぐ』筑摩書房(ちくま新書)

タイトル通り,無煙化する若者ついて,さまざまな角度から丁寧に描写した本ではあるが,自分にとっては「だから何」という感じだった。 若者が無縁化する―仕事・福祉・コミュニティでつなぐ (ちくま新書)作者:宮本 みち子筑摩書房Amazon

三浦展『下流社会:新たな階層集団の出現』光文社(光文社新書)

マーケティングの本だった。その背景や経緯をたどって深く掘り下げるというよりは,現代社会の表層のスナップショットを切り取るって感じの。 下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)作者:三浦 展光文社Amazon 361.8 下流社会 : 新たな階層集団の出現 (…

朱建栄『江沢民の中国:内側から見た「ポスト鄧小平」時代』中央公論社(中公新書)

1994年に出版されたこの本。「過渡期の中国を分析するこの本の寿命は二・三年かも」と謙遜しているが,なかなかどうして,今(2020年)に読んでも十分に面白かった。 江沢民の中国―内側から見た「ポスト〓@68B0小平」時代 (中公新書)作者:朱 建栄中央公論社A…