2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ゴルフコース好奇心―ANALYSIS OF A GOLF COURSE作者:マサ・ニシジマゴルフダイジェスト社Amazon 感想というか抜粋は以下にある通りなので繰り返さないけど, マサ・ニシジマ『ゴルフコース好奇心』ゴルフダイジェスト社|Front 9 - Linkslover マサ・ニシジ…
原子爆弾―その理論と歴史 (ブルーバックス)作者:山田 克哉講談社Amazon サブタイトル通り「理論と歴史」がみっちりと詰まっており,472ページもあるの飽きさせず読ませる。まさにブルーバックスといったところの本である。 559.7 原子爆弾 : その理論と歴史 …
パラドックスの世界―星間・逆説の旅 (ブルーバックス 467)作者:田村 三郎講談社Amazon 「第一部:星間・逆説の旅――三田太郎の手記」となっていて,これが確か三田太郎という名前の孤児の誘拐されて異星人に数学を教えることになったという寓話で,さすがに子…
作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」 (ブルーバックス)作者:フランソワ・デュボワ講談社Amazon 確かにこの本を読むと,少しの理論と法則さえ覚えれば,作曲というのは比較的簡単にできるように思えてくる。そこでできた曲のクオリティーがど…
ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと作者:トーマス マーク,トム マイルズ,ロバータ ゲイリー春秋社Amazon 想像以上に解剖学の本だった…。 第1章の最初の項が「ピアニストの身体の傷みと故障」となっているように,多くのピアニスト(とい…
本気で学ぶ韓国語(CDなしバージョン)作者:チョ・ヒチョルベレ出版Amazon すごくいい。タイトルに偽りなしで,まさに「本気で学ぶ」としたら,この本がベストなように思う。 というのを前提で,難癖というか疑問というかを書いてみるんだけど,初学者が独学…
ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える (幻冬舎新書)作者:清水忍幻冬舎Amazon クランチとかプッシュアップとか個別の種目のやり方は少し解説されているけれど,著者いわく この本は,筋トレメニューのやり方をいちいち解説するような教科書ではない。トレーニ…
ジェット・エンジンの仕組み―工学から見た原理と仕組み (ブルーバックス)作者:吉中 司講談社Amazon 著者いわく ジェット・エンジンに関する本と言えば,熱サイクル的に同じである地上用や船舶用ガスタービンに関するものも含めれば,日本語の書だけでも,今…
RDA入門―目録規則の新たな展開 (JLA図書館実践シリーズ 23)作者:上田 修一,蟹瀬 智弘日本図書館協会Amazon 専門的すぎて意味分からなかった…。 印象に残ったフレーズ。 現在から過去をみてみると,目録規則は,目録の媒体によって左右されてきたという印象を…
日本十進分類法(2巻セット)日本図書館協会Amazon この本にすっかり頼ってこのブログをやってるのに,この本のことを書くのを忘れていた…。 いやーもうほんと,眺めているだけで楽しい。もっともっと深く知りたいし,深く理解しないといけないと感じている。 …
技術大全シリーズ 塗料大全作者:小林敏勝日刊工業新聞社Amazon 『プレス加工大全』がガッツリ物理学だったとすれば,この『塗料大全』はガッツリ化学。一応わたくし,入試で有機化学が有名な大学の理学部に入ったはずなんだけど,もうさっぱり覚えていないと…
走って、悩んで、見つけたこと。 (文春e-book)作者:大迫 傑文藝春秋Amazon こないだのオリンピックの数週間前からだったように記憶しているんだけど,Nikeのアプリで大迫傑の顔が出るようになって。当時僕は大迫のこと全然知らなかったから,「またナイキの…
プレス加工大全 (技術大全シリーズ)作者:吉田 弘美日刊工業新聞社Amazon 興味本位だけで手に取ったものの,なかなか面白い。 著者のプレス加工にかける熱意,そして本書にかける熱意が最初から感じられて,それは以下の文章に現れていると思う。 これまでプ…
習得への情熱 チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法作者:ジョッシュ・ウェイツキンみすず書房Amazon なんでこうもダサい上にズレてる邦題にするんだろうな,と思う。『The Art of Learning: An Inner Journey to Optimal Performance』だよ,…
土木の仕事ガイドブック :日常をつくるプロフェッショナル作者:柴田 久学芸出版社Amazon 自分と「土木」との関わりといえば,1)いまやってる仕事の隣接領域であると同時に,2)抽象的な数字を扱うだけの自分の仕事とは対照的な領域であり,3)在宅勤務して…
武術「奥義」の科学―最強の身体技法 (ブルーバックス)作者:吉福 康郎講談社Amazon 武術にある数々の奥義(師範が弟子たちを触るだけで投げ飛ばす,みたいなやつ)がヤラセではなく,そこにはしっかりとした科学的(力学的,バイオメカニクス的)な根拠がある…
親子で楽しめる! なぞなぞ&ものしりクイズ大冒険池田書店Amazon 「親子で楽しめる」っていう看板に偽りなしで,なぞなぞはなぞなぞで久しぶりにやると面白いし(分からないとすごく悔しい),ものしりクイズの方もいろんなジャンルが網羅されていて,親子…
工学の歴史―機械工学を中心に (ちくま学芸文庫)作者:三輪 修三筑摩書房Amazon 著者が「まえがき」で強調しているように,確かに歴史を学ぶことは有用であり,「工学の成果を鵜呑みにするだけでは創造性は養われない」んだろうけど,では工学の歴史を学ぶにあ…
テロ対策入門: 遍在する危機への対処法作者:テロ対策を考える会亜紀書房Amazon この手の「なんちゃらの会」が書いた包括的で概説的な入門書にありがちだけど,門外漢にとっては面白くない。 その中でも面白いと思えたのは, 宮坂直史も,テロリストの目的,…
イラストでわかる映画の歴史 いちばんやさしい映画教室作者:アダム・オールサッチ・ボードマンフィルムアート社Amazon この本でいちばん目を引いたのが「日本語版編集 薮崎今日子(フィルムアート社)」ってところなんだけど……そうか,あの薮崎さん,フィル…
明朝体活字 その起源と形成作者:小宮山 博史グラフィック社Amazon 「明朝体」という印刷・表示用書体は、誰が・いつ・何のために作ったのか。明朝体活字が東西の国際ネットワークから立ち上がり、日本に導入・洗練されていく過程を、豊富な活字史料と共に解…
アシンメトリック・タイポグラフィ作者:ヤン チヒョルト鹿島出版会Amazon なんでもかんでもセンタード(中軸揃え)にして装飾文字を乱用する当時のトレンドに対して「いやそうじゃねぇんだ,タイポグラフィーってのはこうやるんだ」っていうふうに大御所チヒ…
スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか作者:ニコラス・スミスフィルムアート社Amazon イノベーション,スポーツへの貢献,スポーツの大衆化,スニーカーのカルチャー化,スニーカーにまつわる犯罪と労働問題と,話はだ…
Nike: Better is Temporary作者:Grawe, SamPhaidon PressAmazon 発売早々Phaidonのサイトで買ったのに,いつのまにかAmazonで買えるようになっていたぜ…。 まさに「Nikeのデザイン哲学に迫るビジュアルブック」*1で,いろんなシューズの写真を眺めているだけ…
数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―(新潮文庫)作者:サイモン・シン新潮社Amazon サイモン・シンの本にしてはイマイチかな…。『ザ・シンプソンズ』に埋め込まれた数学ネタの解説およびその「中の人」たちの紹介,って感じの本なんだけ…
めっき大全 (技術大全シリーズ)日刊工業新聞社Amazon 近所の図書館の新刊コーナーに置かれていて,「あぁそういえば前に買って眺めていたなぁ」と。ゴルフクラブのめっきについて知りたくて買ったものだったけど,そういう初学者の軽い気持ちを打ち砕くぐら…
SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。作者:フィル・ナイト東洋経済新報社Amazon 圧倒的に面白いんだけど,その反面,人生半ば固まった中年男がこういう本をどういう気持ちで読めばいいんだろう,とも思う。純粋なエンターテインメントとして消化…
華麗なる交易 ― 貿易は世界をどう変えたか作者:ウィリアム・バーンスタイン日本経済新聞出版Amazon なんでこの本を手に取ったのかまったく覚えてないんだけど…… 交易がいかにグローバル化を推し進めてきたか、さらに不可避的に付随する文化的摩擦がどのよう…
「もの」はどのようにつくられているのか? ―プロダクトデザインのプロセス事典 (Make: Japan Books)作者:Chris LefteriオライリージャパンAmazon プロダクトデザインを学ぶ人に向けて、ガラス吹きなどの伝統的な技術から、ステレオリソグラフィなどのデジタ…
大学図鑑!2022――有名大学83校のすべてがわかる!ダイヤモンド社Amazon さっき近所の図書館の新刊コーナーで見かけて,「うわー懐かしー,まだあったんだー」って感じ。最初にこの本が世に出たのが1999年というから,だいぶ前ですね。他のとは一線を画す内…