Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

社会学 Sociology

仲正昌樹『東京80年代から考えるサブカル:ストリート・音楽・ファッション・宗教・現代思想』図書新聞

東京80年代から考えるサブカル―ストリート・音楽・ファッション・宗教・現代思想作者:米原 康正図書新聞Amazon 良くも悪くも〈素人くさい作り〉の本である。 良い意味での〈素人くささ〉,それは内容の雑多さ――サブタイトルに象徴されるように――と,それによ…

ジェームズ・スロウィッキー『群衆の智慧』KADOKAWA(角川EPUB選書)

群衆の智慧 (角川EPUB選書)作者:ジェームズ・スロウィッキー,小高 尚子KADOKAWAAmazon 『「みんなの意見」は案外正しい』角川文庫(2009)の改題,修正。 「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)作者:ジェームズ・スロウィッキーKADOKAWAAmazon 原タイ…

デイヴィッド・スローン・ウィルソン『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』亜紀書房

社会はどう進化するのか——進化生物学が拓く新しい世界観作者:デイヴィッド・スローン・ウィルソン亜紀書房Amazon 非常に示唆的な本であった。 ざっくり言えば,マルチレベル選択――グループ内では利己的行動が生存戦略的に有利だが,グループ間では利他的行動…

橘玲『(日本人)』幻冬舎

(日本人)作者:橘玲幻冬舎Amazon 誰かの勉強ノートを見せられているようだ――橘玲が最近書いているものはだいたいそうだけど。「こういう本がある,ここではこんなことが書かれいる,実は人間/日本人というのは〇〇だ,果たして将来はどうなるのだろうか?…

ハワード・スティーヴン・フリードマン『命に〈価格〉をつけられるのか』慶應義塾大学出版会

命に〈価格〉をつけられるのか作者:ハワード・スティーヴン・フリードマン,Howard Steven Friedman慶應義塾大学出版会Amazon 私たちの多くは,常に自分の命に価格がつけられていることに気づかずに暮らしている。私たちの重要な決定の多くが,命の価値の計算…

リチャード・ホーフスタッター『アメリカの反知性主義』みすず書房

アメリカの反知性主義作者:リチャード・ホーフスタッターみすず書房Amazon 描きたいものは『ファンタジーランド』と同じなんだけど,だからこそ,この2段組で生真面目でサービス精神のかけらもないような本文を追いかけることはできなかった...(それこそが…

三浦展『下流社会:新たな階層集団の出現』光文社(光文社新書)

マーケティングの本だった。その背景や経緯をたどって深く掘り下げるというよりは,現代社会の表層のスナップショットを切り取るって感じの。 下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)作者:三浦 展光文社Amazon 361.8 下流社会 : 新たな階層集団の出現 (…

逢阪まさよし, DEEP案内編集部『「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街』駒草出版

これもたしかTwitterでその存在を知った本です。いやー,世の中に知らないことっていっぱいあるんですね……。ボリュームが大きいので一字一句は読んでないですが,眺めるだけでもお腹いっぱい,土地を見る目が変わりました。 「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住…