Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

情報と社会:情報政策,情報理論

*社会情報学,クラウドコンピューティング〈一般〉,ユビキタスコンピューティング〈一般〉,情報法〈一般〉は,ここに収める

ブルース・シュナイアー『超監視社会:私たちのデータはどこまで見られているのか?』草思社

超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?作者:シュナイアー,ブルース草思社Amazon 想像できるような内容が,想像以上の深さと広さとで進んでいる,といったところ。気になる人は気になるだろうし,気にならない人は気にならないだろうし。本…

リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー『NO RULES:世界一「自由」な会社、NETFLIX』日経BP

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX作者:リード・ヘイスティングス,エリン・メイヤー日経BP 日本経済新聞出版本部Amazon 内容というか目指している企業/組織像として『ティール組織』*1に近いと想像するんだけど,こっちの方が圧倒的…

サティア・ナデラ『Hit Refresh : マイクロソフト再興とテクノロジーの未来』日経BP社

Hit Refresh(ヒット リフレッシュ)作者:サティア・ナデラ,グレッグ・ショー,ジル・トレイシー・ニコルズ日経BPAmazon マイクロソフトの現役CEOが書いた本。この本のおかげで,マイクロソフトはだいぶ〈顔の見える会社〉になったと思う。 内容はサブタイト…

シヴァ・ヴァイディアナサン『グーグル化の見えざる代償:ウェブ・書籍・知識・記憶の変容』インプレスジャパン(インプレス選書)

グーグル化の見えざる代償 ウェブ・書籍・知識・記憶の変容 (インプレス選書)作者:シヴァ・ヴァイディアナサンインプレスAmazon そもそも10年以上前に出された本をいま読む意味はどこにあるのか――ただでさえ進化のスピードの速いテクノロジーの分野に関する…

ノーレン・ガー『ニヒリズムとテクノロジー』翔泳社

ニヒリズムとテクノロジー作者:ノーレン・ガーツ翔泳社Amazon 非常に読みごたえのある本であった。1行ごとに読みごたえがあった。 本の冒頭で編集部が丁寧にまとめてくれているように,第1章は本書の全体像を記し,第2章と第3章は,本論に入る前に哲学的な基…

Clubhouseについてひとこと言っておくか

ここにきてオンラインでのリアルタイムの音声によるコミュニケーションがホットになるとは,マクルーハンもびっくりであろう(適当)。 すげー乱暴にいえば「またバカから時間を奪うためのツールができたな」としか思わないんだけど,もうちょっと丁寧にいえ…