Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

英米文学 English and American literature

スティーヴン・キング『書くことについて』小学館(小学館文庫)

書くことについて (小学館文庫)作者:スティーヴン キング小学館Amazon 内容を要約すれば,「(いい小説を書きたければ)いっぱい読んで,いっぱい書け。正直に書け。簡素に書け。ドアを閉めて書いて,そしてドアを開けて書け」ということになる。 面白いエピ…

山根明敏『テクスト探究の軌跡:ヘンリー・ジェイムズ、レイモンド・カーヴァー、村上春樹』大阪教育図書

テクスト探究の軌跡―ヘンリー・ジェイムズ、レイモンド・カーヴァー、村上作者:山根明敏大阪教育図書Amazon 図書館の新刊コーナーでたまたま目にしたので読んでみた。序文にある以下の文が気になったからだ: 何故今精読なのか。筆者は過去数十年間にわたる…

ポール・オースター『リヴァイアサン』新潮社(新潮文庫)

リヴァイアサン (新潮文庫)作者:ポール オースター新潮社Amazon 事実と虚構を混ぜ合わせることを/許可してくれたソフィ・カルに感謝する。/――作者 冒頭にの献辞のひとつにこんなものがあるように,「事実と虚構」の混濁はこの小説の大きな特徴であり,それ…

ポール・オースター『偶然の音楽』新潮社(新潮文庫)

偶然の音楽 (新潮文庫)作者:ポール オースター新潮社Amazon 久しぶりにオースターの小説を読んだ。こないだ友人との会話でポーカーの話になり,それで思い出したのだ。 出だしが最高で,すでに破滅の予感に満ちている: まる一年のあいだ,彼はひたすら車を…

R・L・リプレー『世界奇談集:ウソのような本当の話』河出書房新社(河出文庫)

世界奇談集―ウソのような本当の話 (河出文庫)河出書房新社Amazon もともと『「偶然」の統計学』で知ったんだったかな,この本。 ほんとサブタイトルのとおり「ウソのような本当の話」が満載で,暇つぶしで読むにはもってこいである。 934