Dribs and Drabs

書評じゃなくて,ただのメモ

フランス

新着順 人気順

𠮷田徹『ミッテラン:現代フランスを率いた理想と野望』中央公論新社(中公新書) 289.3

ミッテラン 現代フランスを率いた理想と野望 (中公新書)作者:吉田徹中央公論新社Amazon 中公新書の評伝は粒ぞろいだけど,その中でもこれは出色だと思う。ミッテランの多面性,その背景にあるフランス社会のごちゃごちゃ,これだけも面白い評伝は確約された…

鷲見洋一『編集者ディドロ:仲間と歩く『百科全書』の森』平凡社 035

編集者ディドロ作者:鷲見 洋一平凡社Amazon 読み終わって著者略歴を目にするまで,この本を書いたの,『モードの迷宮』の人だと思ってた。あちらは鷲田清一(わしだきよかず),こちらは鷲見洋一(すみよういち)。 この大著の編集者が日下部さん──TAMALA本…

アミール・D・アクゼル『ブルバキとグロタンディーク』日経BP社 410.235

ブルバキとグロタンディーク作者:アミール・D・アクゼル日経BPAmazon 原題は『The artist and the mathematician』。それも意味わからんけど。 ブルバキとグロタンディーク,だけじゃなく,レヴィ゠ストロースとか構造主義の話もけっこうな割合で出てくる。…

ミシェル・ヴィノック『ミッテラン : カトリック少年から社会主義者の大統領へ』吉田書店

ミッテラン――カトリック少年から社会主義者の大統領へ作者:ミシェル・ヴィノック吉田書店Amazon そもそも「第五共和政」すら何を指すか分からなかった僕に対しては,とてもいいイントロだった。 文章が簡素にして洗練。翻訳が,そしてきっと原文も。 「後年…

クリス・マルケル『ラ・ジュテ』

このコロナ禍の中でデートしているカップルを見ると,不思議な感覚に襲われる。ディストピアの中にいるふたり。何かの映画のようだけど,それが何かを思い出せない…。 という内容をFacebookに投稿したら,大学時代のシネフィルな友人から,一言だけコメント…