2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
Duolingoばっかりやってると文法の知識があやふやでなんとなくで覚えちゃうんだけど,これ読んだらある程度知識が整理できて良かった。 イタリア語のしくみ《新版》作者:野里 紳一郎白水社Amazon i 1章 文字と発音のしくみ このgliの音は,イタリア語として…
動詞の活用の〇〇型とかちゃんと読むの避けていたんだけど,この本を読んだら丁寧語の作り方とか活用全般についてよく分かった……というか,ちゃんと分かりたいなという気分になってきた。 韓国語のしくみ《新版》作者:増田忠幸白水社Amazon i 1章 文字と発音…
この『英語のしくみ』についても――『日本語のしくみ』と同じく――「よく知ってる言語について改めて読む意味あるのか?」って,読む前には思ってた。けど,読んでみたらなんとまぁ,面白い。新たに知ったこと,理解があやふやだったことが再確認できたことな…
この〈しくみ〉シリーズも全部読もうと決めたし〈日本語〉もとりあえず読んでみるか……それにしても外国語と同じフレームワークで日本語について書かなきゃいけない著者も気の毒だな……と思って手に取った本書,とにかく面白い! 日本語話者がなんとなく使いこ…
そこそこ知っている言語だと,さらっと眺めるだけになってしまう。 フランス語のしくみ《新版》作者:佐藤康白水社Amazon i 1章 文字と発音のしくみ (語尾の子音)このようにc,f,l,r は発音されることが多いと考えてください。 「デニム」という生地の名…
文法性がないっていうだけで簡単に思える。エキゾチックなフィンランド語,ちょっとやってみたくなってきた…。 フィンランド語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)作者:吉田 欣吾白水社Amazon i フィンランド語はお隣のスウェーデン語やロシア語とも,あるいは…
単語とか文法とかスウェーデン語に似てるとこあるなぁと思った。同じゲルマン語だからそりゃそうなんだろうけど。ということでドイツ語がぐっと身近に感じられた。 ドイツ語のしくみ《新版》作者:清野智昭白水社Amazon i ドイツ語について,みなさんはどのよ…
ラテン語のしくみ (言葉のしくみ)作者:小倉 博行白水社Amazon i この本には,普通の語学書のような文法表がありません。また「これをクリアしなければ次の章に進めない」といったこともありません。むしろそれとは反対に,どんどん先へ先へと読み進めていっ…
スペイン語のしくみ《新版》作者:岡本信照白水社Amazon i 1章 文字と発音のしくみ スペイン語は「ローマ字読み」が基本です。しかも,母音はア,イ,ウ,エ,オの5個だけです。だから,日本語話者にはとても発音しやすい言語です。 スペイン語の発音で大事な…
やっぱり言葉の裏にある文化に厚みがあると,その言語についての文章にも自然に厚みが出る。無理に面白い文章を書こうとはしていないのに,自然に面白い。それが本書。 あと,古典ギリシア語と現代ギリシア語との違いを知りたくて,同僚のギリシア人に質問し…
このしくみシリーズ,著者の軽い語り口が特徴のひとつだし,そこに個性が出て面白いのだが,このポルトガル語の著者はその部分があまり面白くない……。ロシア語とかチェコ語みたいなエキゾチックな言語なら余談もいろいろ書けそうだけれど,ポルトガル語だと…
なるほどチェコ語が複雑なことがよく分かった。しかし自分としてはなんとしてもものにしたい。 チェコ語のしくみ《新版》作者:金指久美子白水社Amazon i 1章 文字と発音のしくみ チェコ語はロシア語と親戚関係にある言語です。ロシア語がキリル文字を用いて…
ロシア語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)作者:黒田 龍之助白水社Amazon この本は『ロシア語のしくみ』です。ロシア語は多くの人が「なんとなく難しそうだ」と言じている言語です。でもどこがどう難しいのか,説明できる人はあまりいません。本当はどうなん…
『世界の言語入門』で紹介されていた本をさっそく読んでみる。そして,近所の図書館にはこの『〇〇語のしくみ』シリーズが豊富にあったのが,嬉しい誤算。 で,このシリーズ。「その言語がどんな感じなのかとりあえず知りたい」という――僕のような――人間には…
志賀浩二先生の訃報に接し,30講シリーズを改めて眺めてみようと思う。で,シリーズ最初の『微分・積分』。〈数と数直線〉という初歩的なところから始めて,テイラー展開とそのもつ深淵な意味合いを感じさせるところまで持っていってくれる。Tee Timeで述べ…
ブルース・エドワーズのことはうっすらと知っていた――主にぺブルの17番でトム・ワトソンがチップインしたとき「Told you so!」と言った相手として――つもりだけど,彼が今のキャディーの姿のパイオニアだったことは知らなかったし,ターンベリーの〈Duel in t…
少しクセのある文章(というか人柄)だとは思うのだが、とにかく読んでいて楽しい。言語によって濃淡はあるものの、いろんな体験をされているところが驚愕に値する。そしてなにより、言語――言語一般というよりは個別の言語――に対する素直な感情が溢れ出てい…
なぜ男女の賃金に格差があるのか:女性の生き方の経済学作者:クラウディア・ゴールディン慶應義塾大学出版会Amazon 第1章 キャリアと家庭の両立はなぜ難しいか:新しい「名前のない問題」 職場での男女平等がようやく私たちの手に入ったように見え、かつてな…
渋谷駅前の人が紹介していたので眺めてみた。 2024年版:独断と偏見で選ぶ、データ分析職の方々にお薦めしたいホットトピックス&定番の書籍リスト - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ データサイエンススキルとデータエンジニアリングスキルの…
高速ジャンクション&橋梁の鑑賞法講談社Amazon まさに〈鑑賞法〉であって,それぞれのジャンクションをどこから見たらいいのか,どうやって写真を撮ったらいいのか,みたいな話。ジャンクションに対するフェティッシュな愛なのだが,一方で(僕がうっすら期…
ふしぎな国道 (講談社現代新書)作者:佐藤健太郎講談社Amazon 余はいかにして国道マニアとなりしか 本書は,日本の道路行政の問題について鋭く分析・検討し,何ごとか物申すような本ではない。各地の絶景やグルメを楽しむための,ドライブガイドのような本で…
借りるとき全然気づかなかったけど,これ大きな子供向けの伝記だわ。QRコード読み取って音楽が実際に聴ける仕組みにしてるのはいいと思う。 音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バルトーク (音楽家の伝記はじめに読む1冊)作者:ひの まどかヤマハミュージックエン…
コレクション・フランス語 (1 入門) ()白水社Amazon ユニークで意欲的なシリーズである。その第1巻,〈入門〉と銘打ちながら,他の入門書とは一線を画す。だって〈文法〉は第3巻にまわしているから,ここではとにかく初歩的な表現・会話ができることに注力し…
著者は,極端とも思える方法で人間の限界を押し広げていこうと突き進んだ人たちの物語を織り交ぜながら,過去から現在までの科学的知見を駆使し,人間の耐久力を決めるものや,痛み,筋肉,酸素,暑さと熱,のどの渇き,エネルギーといった肉体に影響する要…