Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

折り紙熱,再び

息子の入院に一週間付き添うことになり,病院の売店で初日に買ってとせがまれたのがこの「おりがみブック」シリーズ。トーヨー 折紙ブック鳥 130007メディア: オフィス用品「とり」「どうぶつ」「むし」「うみのいきもの」の4種類。折り紙の他に,それぞれの…

鎌田浩毅『やりなおし高校地学』筑摩書房(ちくま新書)

高校生のとき地学をとろうとはちっとも思わなかったけど,これ読んでみたら面白いしタメになるしで,興味もないくせに受験情報に流されて化学をとって二次試験も受けたのはなんだったんだろうかと。やりなおし高校地学 (ちくま新書)作者:浩毅, 鎌田筑摩書房A…

小林標『ラテン語の世界:ローマが残した無限の遺産』中央公論社(中公新書)

最初の数ページ読んだけど,名著の予感しかしない。なぜイギリス王室については「royal」という形容詞だけど,日本の皇室については「imperial」であるべきかという話から,ローマ帝国の王政忌避と共和制についての話とか。ラテン語の世界―ローマが残した無…

竹内薫 『「ファインマン物理学」を読む:量子力学と相対性理論を中心として』講談社(ブルーバックス)

本棚に『ファインマン物理学5 量子力学』が眠っていて,これ幸いと思って買って読んでみたけど,やっぱりダメだった。「ファインマン物理学」を読む 普及版 量子力学と相対性理論を中心として (ブルーバックス)作者:竹内 薫講談社Amazonいや,ダメだったのは…

ジェームズ・R. チャイルズ『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』草思社(草思社文庫)

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか (草思社文庫)作者:チャイルズ,ジェームズ・R.草思社Amazonこれ,タイトルも内容も惹かれるし,ちゃんと読めば面白いのかもしれないけど,こういう文体(洋物のノンフィクションにありがちな,いろんなエピソード…

藤原正彦『遥かなるケンブリッジ:一数学者のイギリス』新潮社(新潮文庫)

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)作者:正彦, 藤原新潮社Amazon藤原正彦に関してはこれまで「その顔と髪で<品格>とか語るなよ」と思ってたし*1,そもそも数学者としての実績ってどうなのよと思ってたけど,このケンブリッジ滞在記は面白…

山本浩貴『現代美術史:欧米、日本、トランスナショナル』中央公論社(中公新書)

現代美術史-欧米、日本、トランスナショナル (中公新書)作者:山本 浩貴中央公論新社Amazon 国内外の現代美術の流れが非常によくまとめられているんだけど,よくまとめられているからこそ,いくつか不満が出てくる。不満のひとつは,ここのアーティストやグル…

FreeTEMPO『Oriental Quaint』

久しぶりにFreeTEMPO聴いたら,音の重ね方も曲の展開も陳腐にら感じられて,んーなんなんだ。Oriental Quaint - EPFreeTEMPOダンス¥1120

池上英洋『イタリア 24の都市の物語』光文社(光文社新書)

イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)作者:池上 英洋光文社Amazon思ってたのと違うけど,これはこれでいい気がしてきた。というか,読むほどにだんだん惹きつけられていく…。293.7