Dribs and Drabs

ランダムな読書歴と音楽にまつわる備忘録

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

菅野誠二『外資系コンサルのプレゼンテーション術:課題解決のための考え方&伝え方』東洋経済新報社

外資系コンサルのプレゼンテーション術―課題解決のための考え方&伝え方作者:菅野 誠二東洋経済新報社Amazon 序章 Set up プレゼンテーションの種類から「やること」「優先順位」を決める プレゼンテーションの目的を横軸にしてみると、単なる報告から、議論…

中野珠実『顔に取り憑かれた脳』講談社(講談社現代新書)

帯にこの著者(美人)の顔写真が載っている時点で勝ちじゃないかな,この本。中身的にはそれほど個性的なものはないというか,テーマに沿って研究結果を紹介していくというかたち。 顔に取り憑かれた脳 (講談社現代新書 2731)作者:中野 珠実講談社Amazon は…

カレーちゃん, からあげ『面倒なことはChatGPTにやらせよう』講談社

なるほど確かに有料版を使えばいろんなことができるんですね。『退屈なことはPythonにやらせよう』ってあったけど,そのPythonのコードすらChatGPTに書いてもらえば……。 面倒なことはChatGPTにやらせよう (KS情報科学専門書)作者:カレーちゃん,から…

W.S.モーム『世界の十大小説』岩波書店(岩波文庫)

池澤夏樹の本を本屋で目にしたとき,当然思い浮かべたのが,これ。この本自体は福田和也だったかの本で知ったような……。 この中に最初に紹介されてるのがトム・ジョーンズ『ヘンリー・フィールディング』だけど,それを読んでいるのを見た安藤さんが,「おま…

筒井功『日下を、なぜクサカと読むのか:地名と古代語』

日下を、なぜクサカと読むのか: 地名と古代語作者:筒井 功河出書房新社Amazon はじめに わたしは、大字(おおあざ、幕末から明治時代初めにかけての村の名だと考えてよい)でさえ、地名研究の資料としては広すぎることが珍しくないと思っている。 第一章「日…