Dribs and Drabs

ランダムな読書歴と音楽にまつわる備忘録

商業 Commerce

ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』CCCメディアハウス

アイデアのつくり方作者:ジェームス W.ヤングCCCメディアハウスAmazon 序――ウィリアム・バーンバック 手に入れたアイデアが価値あるものかどうかは保証の限りではない。このことを言ったのはヤング氏が初めてだったのではないか。アイデアの良し悪しは、遺伝…

福田和也『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである:コロナ禍「名店再訪」から「保守再起動」へ』河出書房新社

さすがに枯れたねぇ,福田和也。「枯れたのがまたいい」とかじゃなくて,ただ枯れてるし,ただもの悲しい。昔取った杵柄で文章書いてるだけ。「男はとんかつだと思っている」と言い切りながら,それを納得させるような文章がひとつも出てこない。「保守を自…

織茂信尋『魚屋は真夜中に刺身を引き始める:鮮魚ビジネス革新の舞台裏』ダイヤモンド社

魚屋は真夜中に刺身を引き始める――鮮魚ビジネス革新の舞台裏作者:織茂 信尋ダイヤモンド社Amazon 東信水産代表取締役である著者による「魚屋の手前味噌な話」と言ってしまえばそれまでなんだけど,「業界の既存のビジネスモデルの限界と潜在的なチャンス」「…

ウィリアム・バーンスタイン『華麗なる交易:貿易は世界をどう変えたか』日本経済新聞出版社

華麗なる交易 ― 貿易は世界をどう変えたか作者:ウィリアム・バーンスタイン日本経済新聞出版Amazon なんでこの本を手に取ったのかまったく覚えてないんだけど…… 交易がいかにグローバル化を推し進めてきたか、さらに不可避的に付随する文化的摩擦がどのよう…