2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10作者:細野豪志発売日: 2021/02/27メディア: Kindle版 この本にいろいろとケチをつけるのは簡単で,それは編者解題で開沼博が述べているように,「それは結局,自分(細野豪志)の功績強調・…
秘録 退位改元 官邸VS.宮内庁の攻防1000日作者:朝日新聞取材班発売日: 2019/10/18メディア: Kindle版 「退位」と「改元」をめぐる秘話/裏話/攻防/朝日新聞取材班の自分語り. 退位については,当時の天皇陛下,現在の上皇陛下の「ただ『象徴』としてある…
ニクソンとキッシンジャー 現実主義外交とは何か (中公新書)作者:大嶽秀夫中央公論新社Amazon 「現実主義外交とは何か」について,著者は冒頭でこう要約する. 国際政治については日本人も,それが熾烈な競争の場であり,各国が自らの利益を追求する中で諸外…
背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?作者:ウイリアム・ブロード,ニコラス・ウェイド講談社Amazon 背信の科学者たち―論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか (ブルーバックス)作者:ウイリアム・ブロード,ニコラス・ウェイド講談社Amazo…
約束の地 大統領回顧録1 上 (集英社学芸単行本)作者:バラク・オバマ集英社Amazon 本を読むのは他人の人生を体験することだ,みたいなことを誰かが言ってたと思うけど,アメリカ合衆国大統領という唯一無二の職についた人間が書いた自叙伝には,さまざまな「…
投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然作者:ロバート・J. シラー発売日: 2001/01/01メディア: 単行本 異常なまでに高騰したアメリカの株価の、暴騰と暴落のメカニズムを解明する。FRB議長グリーンスパンの名言を軸に、乱高下する株価の秘密…
WHOをゆく: 感染症との闘いを超えて作者:尾身 茂発売日: 2011/10/21メディア: 単行本 尾身さんというと「西太平洋地域からポリオを根絶した人」と言われるんだけど,そのポリオ根絶の話は29ページまでで終わってしまった.しかしそのあとも,WHO西太平洋地域…
ひと目でわかる プログラミングのしくみとはたらき図鑑 (イラスト授業シリーズ)創元社Amazon 本書の特徴: プログラミングの基本スキルを学べる 3つのタイプの言語を網羅(Scratch, Python, Webテクノロジー) ビジネスを意識したプロジェクト カラフルな図…
イカはしゃべるし、空も飛ぶ〈新装版〉 面白いイカ学入門 (ブルーバックス)作者:奥谷喬司講談社Amazon 「イカはしゃべるし,空も飛ぶ」というか,「しゃべるように他の個体とコミュニケートするイカもいるし,トビウオのように水面上に飛ぶように現れるイカ…
新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)作者:都筑 卓司講談社Amazon 古いタイプのブルーバックスって感じ.古臭い感じの「お話」が長々と続くし,もたもたしていて本題にすんなり入っていかないし. 421.4
ハングルの世界 (中公新書 (742))作者:金 両基中央公論社Amazon なんかめっちゃ期待はずれだな,この本. 前半は「ハングルの楽しい学び方」,後半は「その歴史をめぐって」なんだけど,特に前半の「学び方」,要するに自分語りで,自分のまわりの個人的な経…
マスターズ ――ゴルフ「夢の祭典」に人はなぜ感動するのか (ちくま新書)作者:本條強筑摩書房Amazon 著者は『書斎のゴルフ』の元編集長. 一人のアマチュアの夢が、なぜ4大メジャー大会の一つとなり、全ゴルファーのあこがれとなっていったのか。ゴルフの夢の…
英語で意見を通すための論理トレーニング作者:有元 美津世ジャパンタイムズAmazon かれこれ十数年前,転職してこれから仕事で英語を使うぞっていうときに買った,と思う.たまに読み返しては,自分の〈英語脳〉が鈍っていないかを確かめている. 837.8
もう20年以上も前,大阪・プラネットプラスワンの富岡さんがふとつぶやいた「最近の映画は画面ごとの情報量が少ない」ってぼやいていた言葉の意味,この本を読んでわずかながら理解できるような気がしてきた. ストーリー作者:ロバート・マッキーフィルムア…
新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ (中公新書)作者:黒木登志夫中央公論新社Amazon 「新型コロナの科学」と謳いつつ,そこにあるのは事実の羅列と主観と,そして「PCR検査を拡大せよ」というポジショントークであった. なんか,冒頭で山中…
サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)作者:小島 庸平中央公論新社Amazon 無意識的にもっと下賤な感じのものを期待してたけど,ぜんぜんそんなことはなくて,まっとうな研究の書だった.参考文献も充実してたし,著者も終章でこう言ってる. 本…