2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
iPS細胞とはなにか―万能細胞研究の現在 (ブルーバックス)作者:朝日新聞大阪本社科学医療グループ講談社Amazon いちばん驚いたのは,再生医療関連の研究をしている大学時代の友人の名前を思い出してぐぐったらいつのまにか彼が京大の教授になっていたことを知…
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)作者:ダレル・ハフ講談社Amazon 内容的には標準的だと思うけど,よくぞここまで具体例を集めてきたな,という印象. 統計でウソをつく方法としては, 偏ったサンプルをとる 算術平均をとる(中…
死因不明社会 オリジナル・ブルーバックス版 Aiが拓く新しい医療【電子特典付き】作者:海堂尊講談社Amazon 冒頭から肩に力の入った(あるいは鼻持ちならない)文章が続き,架空の人物による大して面白くもない会話劇が挟まれ,主張がぜんぜん頭に入ってこ…
海はどうしてできたのか 壮大なスケールの地球進化史 (ブルーバックス)作者:藤岡換太郎講談社Amazon 海の歴史は壮大な地球の歴史であった. 約10億年後には海がなくなる可能性があるらしいんだけど,そのときを見てみたいものだ...(絶対に不可能だけど) 452
図解&徹底分析 IFRS「新保険契約」〈改訂版〉中央経済社Amazon 仕事の関係で眺めてみた. 336.92
オッカムのかみそり: 最節約性と統計学の哲学作者:エリオット・ソーバー勁草書房Amazon 「オッカムの剃刀」を軸に展開する「統計学の哲学」みたいなもので,ある人にとってはとても興味深い本なのだろうけど,残念ながら自分はその「ある人」ではなかった. …
「シュレーディンガーの猫」のパラドックスが解けた! 生きていて死んでいる状態をつくる (ブルーバックス)作者:古澤明講談社Amazon なんかこの人, シュレーディンガーが猫の「パラドックス」を提案した当時,当然のことながら筆者は生まれていなかった.そ…
新・外国音楽家の呼び方 (1978年)日本放送出版協会Amazon NHKでは,放送番組に登場する外国の音楽家や演奏団体の呼び方を統一して,アナウンスと文字表記の資料とするため,昭和29年3月に「外国音楽家の呼び方」を刊行した.しかしながら,その後20数年間に…
相対性理論〈上〉 (ちくま学芸文庫)作者:W. パウリ筑摩書房Amazon 軽い気持ちで手を出したら,痛い目にあった.想像以上に数学(幾何学)なんだなぁ......というか,まがりなりにも理学部で学んだ自分がちっとも理解できないのはいかがなものか. にしても,…
アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論 (ブルーバックス)作者:スティーヴン.L・マンリー講談社Amazon パウリの本を手にとって恐れをなしたのでこの本に逃げ込んだのだけど,子供だましのようでいて,よく書かている本だった.と…
地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団作者:森功講談社Amazon 積水ハウスの件で興味を持って読んでみた. 積水ハウスの「海喜館」地面師事件、発端は社内政治と「保身 積水ハウス、クーデターの深層」(藤岡雅)が指摘 : 市況かぶ全力2階建 が,積水ハ…
心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる (ブルーバックス)作者:ロジャー・ペンローズ講談社Amazon 天才ペンローズによる「ぼくのかんがえた,さいきょうのこころのりろん」ってところなんだけど,数学者ならではの「あるものとあるものとの関係…