内容的には標準的だと思うけど,よくぞここまで具体例を集めてきたな,という印象.
統計でウソをつく方法としては,
- 偏ったサンプルをとる
- 算術平均をとる(中央値や最頻値などではなく)
- 不十分なサンプル数
- 確率誤差(差の有意性)
- グラフの作り方(棒グラフで足を切るとか)
- 数値と割合
- 因果関係と相関関係
- レトリック
で,統計のウソを見破る鍵になるのは,
- 誰がそういっているのか?(統計の出所に注意)
- どういう方法でわかったのか?(調査方法に注意)
- 足りないデータはないか?(隠されている資料に注意)
- いっていることが違ってやしないか?(問題のすりかえに注意)
- 意味があるかしら?(どこかおかしくないか?)
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