Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

英語 English

関山健治『英語のしくみ』白水社

この『英語のしくみ』についても――『日本語のしくみ』と同じく――「よく知ってる言語について改めて読む意味あるのか?」って,読む前には思ってた。けど,読んでみたらなんとまぁ,面白い。新たに知ったこと,理解があやふやだったことが再確認できたことな…

セシリア・ワトソン『セミコロン:かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』左右社

セミコロンっていうテーマは面白いんだけど……歴史とかエッセイ風の文章に気を取られる。おれはもう少し,スタイルブック風なものを読みたかった;本書の後半は文章の名手たちの実例が載っているとはいえ。 セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句…

古家聡, アン・C・イハタ『ニューエクスプレスプラス イギリス英語』

ニューエクスプレスプラス イギリス英語作者:古家聡,アン・C・イハタ白水社Amazon イギリス英語みたいなマイナーな言語(マイナーでもないんだけど)がちゃんとあるのが『ニューエクスプレスプラス』シリーズの好きなところだけど,規格的に制約があるので…

金坂慶子『イギリス英語を極めたい人の30日間シャドーイングレッスン』国際語学社

イギリス英語を極めたい人の30日間シャドーイングレッスン作者:金坂慶子国際語学社Amazon イギリス英語とシャドーイングが好きな自分が完全にターゲットになっている。これまじでイギリス英語の発音とフレーズが身につくと思う。 が,非常に残念なことに,版…

ビル・ブライソン『英語のすべて』研究社出版

〈英語のすべて〉とはまた大きく出たな,と思ったけど,本当に〈英語のすべて〉と思われることが書かれていた。さすが,ビル・ブライソン。薀蓄好きな自分としてはたまらない。 一般的な言語のはじまりの話からはじまって,そこまでする必要があるのか疑問だ…

池谷裕二『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則:ネット対応版 : ネイティブも認めた画期的発音術』講談社(ブルーバックス)

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則―ネイティブも驚いた画期的発音術 (ブルーバックス)作者:池谷 裕二講談社Amazon 例の脳科学者・池谷裕二による本なのである。が,冒頭で理屈をこねくり回して「日本人には本当の英語の発言ができない! カタカナ英語でい…

研究社辞書編集部, トム・ガリー『研究社 英語の数量表現辞典』研究社

研究社 英語の数量表現辞典作者:研究社辞書編集部研究社Amazon 数字を扱う仕事をしててたまに困るのが「2の3乗」とか「AのBに対する割合」とかいうのを英語でいうときで,そういうのってそういえば学校英語ではちゃんと習った記憶がない(いや,覚えていない…

Michael Swan『Practical English Usage』Oxford University Press

Practical English Usage, 4th edition: (Paperback with online access): Michael Swan's guide to problems in English作者:Swan, MichaelOxford University Press, USAAmazon 英文科出身の同僚がこの本の存在を知ってたので,その界隈じゃ有名な本なんだ…

有元美津世『英語で意見を通すための論理トレーニング : ビジネスで使える』ジャパンタイムズ

英語で意見を通すための論理トレーニング作者:有元 美津世ジャパンタイムズAmazon かれこれ十数年前,転職してこれから仕事で英語を使うぞっていうときに買った,と思う.たまに読み返しては,自分の〈英語脳〉が鈍っていないかを確かめている. 837.8

中原道喜『誤訳の構造』聖文新社

たまたま家にあったので… 誤訳の構造作者:中原 道喜聖文新社Amazon 誤訳の「構造」とはいうものの,誤訳に至る道が構造化されて提示されているわけではなく,単に誤訳の事例をカテゴリーごと(名詞,動詞,前置詞など)に紹介しているだけである。 どうせだ…

マーク・ピーターセン『日本人の英語』岩波書店(岩波新書)

何度も読んでいるけど,何度読んでも新たに学べる。というか,読んだ内容を忘れていってるだけなんだけど。 日本人の英語 (岩波新書)作者:マーク・ピーターセン岩波書店Amazon でもほんと,この本を読んでいるときは,自分が話したり書いたりする英語も少し…