Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

金融.銀行.信託 Financial economics. Banks and trusts

林泰成, ダニエル・ドーラン『プロの英語:金融・会計の最新キーワード事典』日経BP社

プロの英語 金融・会計の最新キーワード事典作者:林 泰成,ダニエル・ドーラン日経BPAmazon かれこれ10年以上前になるか,自分が外資系/金融業界への転職を切望していたときに,この本を使って勉強してた。「金融」がまだキラキラしてた時代ですね。 英語の…

西野智彦『ドキュメント日銀漂流:試練と苦悩の四半世紀』岩波書店

ドキュメント 日銀漂流――試練と苦悩の四半世紀作者:西野 智彦岩波書店Amazon 著者紹介:1958年長崎県生まれ。慶應義塾大学卒業。時事通信社で編集局、TBSテレビで報道局に所属した。著書に「検証経済迷走」「検証経済暗雲」「平成金融史」など。 政治と官僚…

アンドリュー・ロス・ソーキン『リーマン・ショック・コンフィデンシャル 下:倒れゆくウォール街の巨人』早川書房(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人作者:アンドリュー・ロス・ソーキン早川書房Amazon 下巻で特に印象に残ったのは,ブリカス(イギリス政府及びバークレイズ,彼らの煮え切らなさで,リーマン破綻に向けた週末の奮闘が…

アンドリュー・ロス・ソーキン『リーマン・ショック・コンフィデンシャル 上:追いつめられた金融エリートたち』早川書房(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者:アンドリュー・ロス ソーキン早川書房Amazon 本書の核となるのは失敗の物語である。それは世界を屈服させ,資本主義の本質に疑問を投げかけた失敗だった。〔中略〕つまる…

ロバート・J・シラー『投機バブル 根拠なき熱狂:アメリカ株式市場、暴落の必然』ダイヤモンド社

投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然作者:ロバート・J. シラー発売日: 2001/01/01メディア: 単行本 異常なまでに高騰したアメリカの株価の、暴騰と暴落のメカニズムを解明する。FRB議長グリーンスパンの名言を軸に、乱高下する株価の秘密…

小島庸平『サラ金の歴史:消費者金融と日本社会』中央公論社(中公新書)

サラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)作者:小島 庸平中央公論新社Amazon 無意識的にもっと下賤な感じのものを期待してたけど,ぜんぜんそんなことはなくて,まっとうな研究の書だった.参考文献も充実してたし,著者も終章でこう言ってる. 本…

日経コンピュータ『システム障害はなぜ起きたか:みずほの教訓』日経BP社

最近またみずほでシステム障害障害*1が起きているので,読んでみたこの本. システム障害はなぜ起きたか~みずほの教訓発売日: 2002/06/03メディア: 単行本 「みずほフィナンシャルグループ」が2002年4月に引き起こした情報システム障害の真の原因を探り、こ…

横尾宣政『野村證券第2事業法人部』講談社(講談社+α文庫)

野村證券第2事業法人部 (講談社+α文庫)作者:横尾 宣政講談社Amazon サブタイトルをつけるなら,「それでもボクはやってない」。 もっとも活気があった1980年代の野村證券。トップセールスマンとして走り続け、「オリンパス巨額粉飾事件」で逮捕された著者が…

東短リサーチ株式会社『東京マネー・マーケット』有斐閣選書

以前誰かが勧めてて,ようやく手にしてみた。 東京マネー・マーケット 第8版 (有斐閣選書)発売日: 2019/11/22メディア: 単行本(ソフトカバー) ある意味『現代の金融政策:理論と実際』と表裏をなす本で,東京のマネー・マーケットの現場の具体例や詳細がよ…

白川方明『現代の金融政策:理論と実際』日本経済新聞出版社

現代の金融政策―理論と実際作者:白川 方明メディア: 単行本 全体の分量は多いけど,ひとつひとつの文は簡素で引き締まっている。要するに「くどくど説明する」ってことがないけど,逆に言えば,まったくの初学者が本書で金融政策をゼロから学ぶのは難しいか…

雨宮正佳「最近の金融政策運営について」

過去20年間を振り返ると,一時的な要因(持続可能でない要因)で,需給ギャップがプラスになった時期はあるが,基本的には供給超過状況が続いていた。それが16年の終わり頃からようやく,ITバブル(注:00年)や住宅バブル(注:米国,06-07年)の頃よりはよ…