Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

東短リサーチ株式会社『東京マネー・マーケット』有斐閣選書

以前誰かが勧めてて,ようやく手にしてみた。

東京マネー・マーケット 第8版 (有斐閣選書)

東京マネー・マーケット 第8版 (有斐閣選書)

  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ある意味『現代の金融政策:理論と実際』と表裏をなす本で,東京のマネー・マーケットの現場の具体例や詳細がよく分かる。「理論だけ読んでも実感がわかない」という人は,「第1章 マネー・マーケットと日銀金融政策」だけでも読むと,かなりいいんじゃないかなぁ。

ところで,

『東京マネー・マーケット』の初版は,1983年に刊行された。当時の東京市場は,「極東の一ローカル・マーケットから,国際的なセンターをめざしてテークオフしようとしていた時」だったと,第5版(1996年刊)の「はしがき」は回顧している。

とのことで,ねー,そういう時代ってワクワク感があっていいですよねー(ハナホジ)