NHKでは,放送番組に登場する外国の音楽家や演奏団体の呼び方を統一して,アナウンスと文字表記の資料とするため,昭和29年3月に「外国音楽家の呼び方」を刊行した.しかしながら,その後20数年間に,わが国に紹介される外国の演奏家や演奏団体の数は飛躍的に増加し,制定された呼び方がないために,同一人物,同一団体に,いろいろと違った呼び方が用いられ,混乱を招く恐れが生じた.そこで,これらをできるかぎり収集し,ここに新しく「新・外国音楽家の呼び方」として出版することとした.
この本は,昭和46年以降の国内発売レコードを中心に,外国の演奏家4,500人を集めて個人編とし,外国の演奏団体1,500を別に団体編とした.配列は,演奏家,演奏団体のABC順とし,その呼び方をカタカナおよび訳語で書き表した.
ということで,完全に興味本位で図書館で拾った本である.
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