まさに〈鑑賞法〉であって,それぞれのジャンクションをどこから見たらいいのか,どうやって写真を撮ったらいいのか,みたいな話。ジャンクションに対するフェティッシュな愛なのだが,一方で(僕がうっすら期待していた)工学的/理論的な面にはほんのりとしか触れられていない。
巻頭グラビア
PART 1 ジャンクション大解剖
「ジャンクションを鑑賞する」と言っても,はじめのうちはどこを見たらよいのかわからないかもしれない。そんなときは,立体交差,分岐点,橋脚,曲線,パーツや付属設備,そして背景の,6つの要素に注目してみよう。
用地の制約がほとんどなく,ジャンクションとして理想的なタービン型でつくられた久御山(くみやま)ジャンクション。/2003年公開の映画『踊る大捜査線』第2作では,「レインボーブリッジの代役」として撮影が行われたというのも有名なエピソードだ。
PART 2 橋梁大解剖
高速ジャンクション&橋梁の鑑賞法 (The New Fifties) | NDLサーチ | 国立国会図書館
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