Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

三輪修三『工学の歴史:機械工学を中心に』筑摩書房(ちくま学芸文庫)

著者が「まえがき」で強調しているように,確かに歴史を学ぶことは有用であり,「工学の成果を鵜呑みにするだけでは創造性は養われない」んだろうけど,では工学の歴史を学ぶにあたってこの本が妥当かというと,どうなんだろうね。なんというか,よくまとめられているんだろうけど,記述に深みがないんだよね……ページ数の制約があるにしろ。

530.2

工学の歴史 : 機械工学を中心に (筑摩書房): 2012|書誌詳細|国立国会図書館サーチ