Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

アントニオ・R・ダマシオ『デカルトの誤り:情動、理性、人間の脳』筑摩書房(ちくま学芸文庫)

よく知られるフィネアス・ゲージの話――鉄道施設現場で事故が起き,鉄棒が前頭部を貫通,それによって性格と行動が一変した――の出どころ。いろんな本で目にしているので,ここで改めて読むのにはどうも身が入らないという皮肉。改行が少なく――1パラグラフが長い――密度の濃い紙面で,それがまた読む気を萎えさせる。他のちくま学芸文庫に比べて行間が狭い気がするけど,気のせいか?

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デカルトの誤り : 情動、理性、人間の脳 (筑摩書房): 2010|書誌詳細|国立国会図書館サーチ