Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

Chris Lefteri『「もの」はどのようにつくられているのか?:プロダクトデザインのプロセス事典』オライリー・ジャパン

プロダクトデザインを学ぶ人に向けて、ガラス吹きなどの伝統的な技術から、ステレオリソグラフィなどのデジタルファブリケーション技術まで、さまざまな工業製品の製造手法を、豊富な図と写真で解説する。

ということで,「素材」がとある「かたち」になるまでの製法を列挙し紹介するもの。プロダクトデザインに関わるような人であれば,こういう製法を知ることでデザインのアイデアが生まれるということもあるんだろうな。そうじゃない人(僕のような人)にしたらちょっと肩透かしというか,図と写真はそれほど豊富でもないし,各製法による典型的なプロダクトの写真よりは,各製法のプロセスをもっと知りたいと思うところなんだけど,手書き風のイラストで製法だけを見せられてもそれはそれで飽きるかな…。

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