喫緊の必要性があるわけでもないんですけどね。この方に影響されて(データサイエンティストもしくは機械学習エンジニアを目指すならお薦めの初級者向け6冊&中級者向け15冊(2017年春版) - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ),いわゆる「みどりぼん」を手にとって読んでみました。

データ解析のための統計モデリング入門――一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学)
- 作者:久保 拓弥
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 単行本
- 自分は統計学の基礎知識もあるし(アクチュアリー試験の1次試験で求められる程度には),Rを触ったこともあるので,そういう意味では比較的苦もなく読み進めることができたのですが,そうでなかったらちょっと大変かもしれないですね。
- 恥ずかしながら,GLM(とそれ以降の内容について)は,この本でそれが何たるかを初めて知る・目にすることとなりました。
- 逆に言えば,今の日本のアクチュアリーの基礎知識として公式に求められているのは「線形モデル」までということになります。まぁだからこそGLMに関するセミナーがあったりするんでしょうが,果たしてこれでよいのか。