ロンドンのSouthbank Centreでゲルハルト・リヒターのドローイング作品だけを集めたエキシビションが開催されているみたいで,そのカタログ。
Gerhard Richter: Drawings, 1999 – 2021
冒頭の解説にあるように,確かに「習作」というい雰囲気はなくて,ドローイングはドローイングでひとつの完成された作品として存在しているし,そしてまた他に展開できる可能性を秘めているしその可能性が伝わってくる。リヒターはドローイングでも十二分にリヒターなのである。
723.34