Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

ヤン・オングストローム, J.J.ワイデン『軍事理論の教科書:戦争のダイナミクスを学ぶ』勁草書房

ガチガチの教科書。僕のような表層的な人間がさらっと眺めて楽しめるようなものではなかった。教科書だからって,わざわざ平板な記述にすることもなかろうに。

軍事理論にフォーカスした教科書でこれほどの網羅性があるのは,本書以外にないらしい。

それにしても,「原書では章末に英語の文献表もついているが,本訳書では日本の読者の便宜を考慮し,削除した。」って意味わかんないんだけど。何かを削除することがなぜ〈便宜〉になるの? 翻訳書を読んでいるからって英語が読めないわけじゃないでしょ。

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軍事理論の教科書 : 戦争のダイナミクスを学ぶ (勁草書房): 2021|書誌詳細|国立国会図書館サーチ