Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三澤慶洋『図解・旅客機運航のメカニズム:航空機オペレーション入門』講談社(ブルーバックス)

「旅客機運航のメカニズム」ということで,まさに「運航」だし「オペレーション」の話だった。なんでこの本を買ったんだったっけな? 図解 旅客機運航のメカニズム 航空機オペレーション入門 (ブルーバックス)作者:三澤慶洋講談社Amazon

仲野徹『こわいもの知らずの病理学講義』晶文社

大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃん・おばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、極上の知的エ…

エドワード・フレンケル『数学の大統一に挑む』文藝春秋

加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学』*1 の中の「ジグソーパズル」の話で登場していたこの本,なんとも面白かった。一般向けの本でここまで遠慮なく専門用語を使って,それでいて何かを感じとらせるのだから,すごい。本人の数学に対する「愛」もさることなが…

池谷裕二『進化しすぎた脳:中高生と語る「大脳生理学」の最前線』講談社(ブルーバックス)

池谷裕二の著書は初めて読んだけど,面白くて一気に読み進めた。あとがき(「ブルーバックス版刊行に寄せて」)にあるように,池谷の「テンポのよさ,潔さ,自身と勢い」がある。 進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者:…

松本協『ゴルフの力学:スイングは「クラブが主」「カラダは従」』三栄書房

ゴルフ の 力学 スイング は「 クラブ が主」「 カラダ は従」 (サンエイ新書)作者:松本協三栄Amazon 「ゴルフスイング物理学」を意識したかのような書名ですが,それはさておき。 もちろん重箱の隅をつつくような指摘はできるけど,新書という限定されたフ…

加藤文元『宇宙と宇宙をつなぐ数学:IUT理論の衝撃』KADOKAWA

「加藤先生ってば前戯がお上手,んもぉー,早くIUT理論ちょうだーい」,と思って読み進めた割には,肝心のIUT理論の箇所が短小でなんだか拍子抜けしたんですが,まぁしょうがないか。 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃作者:加藤 文元KADOKAWAAmazon 「…

小峯龍男『図解ゼロからわかる材料力学』技術評論社

ゼロからわかる材料力学 (わかる基礎入門)作者:小峯 龍男技術評論社Amazon シャフトとスパインの記事をちゃんと翻訳したくて手にしたのがこの本だったけど,ちゃんと訳せた自信がない……。 この本自体は初学者にはいいものだったと思うけど,各用語の英語を示…