Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

あおむら純『空海:真言宗を開いた弘法大師』小学館(小学館版学習まんが ドラえもん人物日本の歴史, 第3巻)

ドラえもん人物日本の歴史3・空海 (3) (小学館版学習まんが―ドラえもん人物日本の歴史)小学館Amazon 高野山に旅行に行った息子が買ってきてたんだけど,空海と最澄はいろいろあって最終的に仲違いしたってところがいちばん印象に残った。 188 空海 : 真言宗…

森川潤『グリーン・ジャイアント:脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』文藝春秋(文春新書)

グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす (文春新書)作者:森川 潤文藝春秋Amazon 洋上風力発電とかESG投資とかテスラとか代用肉とか,「脱炭素」をめぐるいまの状況が,バランスよく記述されている。現状のスナップショットを眺めたい人に…

崔吉城『キリスト教とシャーマニズム:なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか』筑摩書房(ちくま新書)

キリスト教とシャーマニズム ――なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか (ちくま新書)作者:崔 吉城筑摩書房Amazon 「キリスト教が第一宗教である韓国では,近代以降,伝統的なシャーマニズムが形を変えてキリスト教伸張につながった。また,その独特な布教でも知…

ニコラス・レマン『マイケル・ジェンセンとアメリカ中産階級の解体:エージェンシー理論の光と影』日経BP

マイケル・ジェンセンとアメリカ中産階級の解体――エージェンシー理論の光と影作者:ニコラス・レマン(Nicholas Lemann)日経BPAmazon なんだろう,邦題(の不適切さ)が気になるのと,最終章「利益者集団による多元主義」に大事なことが書かれていそうなのに,…

三浦公亮, 蝶間林利男『テニスの科学:なぜ、あなたはミスショットするか』光文社(カッパ・サイエンス)

テニスの科学―なぜ、あなたはミスショットするか (カッパ・サイエンス)作者:三浦 公亮,蝶間林 利男光文社Amazon 柴さんに教えてもらったのがこの本で,自分のような人間にとっては確かにめっちゃ面白かった。記憶に残っているのは「科学」というか「物理学」…

全米テニス協会『テニス勝利への戦術 シングルス編』大修館書店

テニス勝利への戦術 シングルス編大修館書店Amazon これ本当にいろんな(シングルスの)戦術が載っていて,とてもためになる。まぁ遊びでテニスをしていただけの自分としては,ここに書かれているような戦術をつきつめて練習するようなことはなかったのだけ…

蝶間林利男, 佐藤政廣, 勝田茂『科学の目で見たテニスレッスン』ベースボール・マガジン社

科学の目で見たテニスレッスン作者:利男, 蝶間林,茂, 勝田,政広, 佐藤ベースボールマガジン社Amazon 今はどうか分からないけど,この本を買った2003年当時はこの本がユニークに見えたというか,実践的なドリルにページを割いた本って,なかなかないよう印象…

ロン・チャーナウ『モルガン家:金融帝国の盛衰』日本経済新聞社(日経ビジネス人文庫)

モルガン家(上) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)作者:ロン・チャーナウ日本経済新聞出版Amazon モルガン家(下) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)作者:ロン・チャーナウ日本経済新聞出版Amazon Amazonの購入履歴によれば,2008年に買って読んでいた…

NHKメルトダウン取材班『福島第一原発事故の「真実」』講談社

福島第一原発事故の「真実」作者:NHKメルトダウン取材班講談社Amazon 『失敗の本質』に通ずるものがあると思うけど,あちらはなんとなく「昔の人がやったこと」と切り離して考えがちで,こちらは記憶に新しい事象だけに,リアリティーをもって読めるんじゃな…

アラン・パジェス『ドレフュス事件:真実と伝説』法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス)

ドレフュス事件: 真実と伝説 (叢書・ウニベルシタス)作者:アラン・パジェス法政大学出版局Amazon 初めて『失われた時を求めて』を読んだときから(かれこれ20年ほど前か?),ドレフュス事件についてはいつかちゃんと読みたいと思っていたけど,ついにその時…