Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

原彬久『戦後史のなかの日本社会党:その理想主義とは何であったのか』中央公論社(中公新書)

戦後史のなかの日本社会党 その理想主義とは何であったのか (中公新書)作者:原彬久中央公論新社Amazon 読んだのに記録してなかったな. 牧久『昭和解体 : 国鉄分割・民営化30年目の真実』講談社 - Dribs and Drabs これを読んだあとで,こんどは社会党の側か…

松尾匡『新しい左翼入門:相克の運動史は超えられるか』講談社(講談社現代新書)

どこでこの本を知ったのか覚えてないし,この著書の口調(なんだかなれなれしい)も好きじゃないんだけど,最後まで読み進めてしまった. 新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか (講談社現代新書)作者:松尾 匡講談社Amazon とりあえずここでは「左翼」…

吉田敦『アフリカ経済の真実:資源開発と紛争の論理』筑摩書房(ちくま新書)

Twitterで見かけたので読んでみた. アフリカ経済の真実 ──資源開発と紛争の論理 (ちくま新書)作者:吉田敦筑摩書房Amazon 先進国が「開発」という名のもとで結果的にアフリカの人々を不幸にしている,アフリカにはダイヤモンドなどや石油などの資源が豊富に…

渡辺将人『メディアが動かすアメリカ:民主政治とジャーナリズム』筑摩書房(ちくま新書)

『ファンタジーランド』の流れで読んでみたけど,これはこれで濃密な本だった. メディアが動かすアメリカ ――民主政治とジャーナリズム (ちくま新書)作者:将人, 渡辺筑摩書房Amazon 本当はもっと軽い感じの(テレビがトランプ大統領を生んだとか,右メディア…

伊藤公一朗『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』光文社(光文社新書)

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)作者:伊藤 公一朗光文社Amazon 著者いわく,「実践的データ分析に焦点を当てた,計量経済学への超入門書」である. 統計を少しでもかじった人間なら「因果関係」という文字にピクっと反応するんだけど,ま…

リチャード・ホーフスタッター『アメリカの反知性主義』みすず書房

アメリカの反知性主義作者:リチャード・ホーフスタッターみすず書房Amazon 描きたいものは『ファンタジーランド』と同じなんだけど,だからこそ,この2段組で生真面目でサービス精神のかけらもないような本文を追いかけることはできなかった...(それこそが…

カート・アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』東洋経済新報社

前に上巻の半分ぐらい(つまり全体の1/4とか1/3ぐらい)を読んだだけだったけど,なぜか気になって再読してみた. ファンタジーランド 【合本版】―狂気と幻想のアメリカ500年史作者:カート アンダーセン東洋経済新報社Amazon ファンタジーランド(上): 狂…

ミヒル・A・デサイ『HOW FINANCE WORKS:ハーバード・ビジネス・スクールファイナンス講座』ダイヤモンド社

ファイナンスの本を読むのはめっちゃ久しぶりだ.... How Finance Works ハーバード・ビジネス・スクール ファイナンス講座作者:ミヒル・A・デサイ発売日: 2020/02/06メディア: Kindle版 この本を構成している内容は他のファイナンスの本とほとんど変わらな…

ジョン・ウッドワード『スーパービジュアル恐竜と大昔の生きもの』講談社

スーパービジュアル恐竜と大昔の生きもの作者:小林 快次発売日: 2018/06/23メディア: 単行本 三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の中生代から新生代まで時代順に、生命の進化をわかりやすく解説。恐竜の誕生から進化、そして絶滅、さらにはその後のほ乳類の隆盛までを…

日経コンピュータ『システム障害はなぜ起きたか:みずほの教訓』日経BP社

最近またみずほでシステム障害障害*1が起きているので,読んでみたこの本. システム障害はなぜ起きたか~みずほの教訓発売日: 2002/06/03メディア: 単行本 「みずほフィナンシャルグループ」が2002年4月に引き起こした情報システム障害の真の原因を探り、こ…