この本の存在は長らく知ってて,本来であれば自分みたいな人間はさっさと読まなきゃいけなかった内容なんだけど,ずっと先延ばしにしてた……。
だって表紙がベタすぎるから。
コースの歴史。設計家の歴史。コース設計の歴史。あと,普段はあまりスポットライトのあたらないプレーヤー関連の話。どれも興味深い……んだけど,Amazonのカスタマーレビューにもあるように,同じ話があちこちに出てきて,ちょっと辟易する。
個人的にこの本でいちばんありがたかった(そしてちょっと困った)のは,レファレンスされている文献がとても多いこと。買いたい/読みたい本が多すぎる……。
しかしこの著者,「○○コースを訪れた際には手厚い歓迎を受けた」みたいなことを書いてて,それを目にするたびに羨ましく思うんだけど,でもそれもそうでしょ,だってこの人,「現在は米ゴルフマガジン誌「世界ベスト100コース」の選定パネリスト」で,「英国ターンベリーホテルの経営,ジ・オックスフォードシャーGCの建設に携わ」ってたぐらいなんだから。
ちなみに自分が訪れたプライベートコースの中でちゃんともてなされたと思うのは,Rye Golf Club です。
イギリスゴルフ #117|Rye Golf Club|超プライベートクラブのホスピタリティに感動 - Linkslover
783.8
コースが語る世界のゴルフ史 = World History of Golf Course (日本経済新聞出版社): 2015|書誌詳細|国立国会図書館サーチ