Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

本多孝昭『本気で学ぶイタリア語』ベレ出版

ベレ出版の〈本気で学ぶ〉シリーズもムラがあるなというのが分かってきて,たとえば韓国語はよく書けているし,フランス語はいまいち。このイタリア語はぱっと見いい感じだと思ったし,『イタリア語のABC』に比べれば初学者が受け入れやすい装丁もいいなと思った。「現在は、日伊学院でイタリア語の文法や和訳を指導するかたわら、翻訳・通訳にもたずさわる」という著者の来歴に由来するところがあるのかもしれない。文法の説明に入る前にイタリア語での挨拶をひととおりカバーしてるのも,いいなと思った。

なんだけど,こっちを買わずにやっぱり『イタリア語のABC』で勉強しようと思ったのは,たまたま見た「前置詞+冠詞」の例文が,こっちの方が少なくて『…ABC』の方が多かったから。

ただ,将来的にもっと突っ込んでやるときには,同じ著者の『文法問題集』が選択肢に入ってくるかも。

本気で学ぶイタリア語 : 発音・会話・文法の力を基礎から積み上げる (Basic Language Learning) | NDLサーチ | 国立国会図書館

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