Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

石井直方, 肥田岳彦『筋トレのための人体解剖図』成美堂出版

「本書は,精密なイラストと図版を用いて,主な筋力トレーニングとそのトレーニングによって鍛えられる筋肉を,解剖学の側面からも理解できるような構成となっています。」

筋肉のところは確かにいい。日本語名にはふりがながあるし,英語名とそのカタカナ表記がいちいち記載されている。すべての筋肉について起始と停止が載っているし,深層筋はそれと分かるような表記になっている。それぞれの筋肉を使う運動動作はいいとして,日常動作は要るか?

トレーニングのところは少し不満。そもそも自分がコンパウンド系しかやらないからだと思うけど,トレーニングっていってもバーベルを使うものからマシンを使うもの,あるいは自重でやるものまで(老人がやりそうな足踏み運動まで)混在してて,基準が物足りないなと感じる。

筋トレのための人体解剖図 : しくみと動きをビジュアル解説 | NDLサーチ | 国立国会図書館

780.7