Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

2021-10-16から1日間の記事一覧

わたなべちなつ『ふしぎなにじ』福音館書店(かがみのえほん)

ふしぎな にじ (福音館の単行本)作者:わたなべ ちなつ株式会社 福音館書店Amazon 紙面の一部が鏡面になっていて,虹の絵が写し鏡で展開していくという,視覚で楽しむ本。子供が0歳のときに買ったけど早すぎて,4歳をすぎてからようやくこちらの意図通りに読…

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術:どうすれば「たくさん」書けるのか』講談社

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)作者:ポール.J・シルヴィア講談社サイエンティフィクAmazon 原題は『How to Write a Lot』とシンプルなのになんでこんな邦題になるのかと思うのだけど,「たくさん」書く方法につ…

ヒサクニヒコ『恐竜研究室 3(恐竜絶滅のなぞ)』あかね書房

恐竜研究室〈3〉恐竜絶滅のなぞにせまるあかね書房Amazon 「恐竜絶滅のなぞ」とは謳っているが,本書の射程はもう少し広くて,「恐竜の羽根について考えてみよう」とか「飛行のはじまりについて考えてみよう」とか「翼竜が森から出た理由を考える」,読んで…

井上雅史, 岸本年郎『小さな生き物たちの世界をルーペで覗いてみたら』マイルスタッフ

小さな生き物たちの世界を ルーペで覗いてみたら (momobook)マイルスタッフ(インプレス)Amazon 小さな生物の世界を拡大写真で紹介しているだけなんだけど,そこにある多様な世界,造形の美に驚愕させられる。大人は思わず「気持ち悪い」って言いそうになる…

内田貴『総則・物権総論』東京大学出版会(民法, 1)

民法I 第4版: 総則・物権総論作者:内田 貴東京大学出版会Amazon いわゆる「内田の民法」の第1巻。 以前読んだ瀧本哲史の本*1で,瀧本が東大で内田のもとで学んでいたというのを知って,ページを開いてみた。 最初の概念的なところは面白く読めたんだけど,そ…