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ランダムな読書歴に成り果てた

苅谷剛彦『知的複眼思考法 : 誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社(講談社+α文庫)

著者いわく,知的複眼思考法とは「ありきたりの常識や紋切り型の考えかたにとらわれずに,ものごとを考えていく方法」。「情報を正確に読み取る力。ものごとの論理の筋道を追う力。受け取った情報をもとに,自分の論理をきちんと組み立てられる力。こうした基本的な考える力を基礎にしてこそ,「常識」にとらわれずに,自分の頭で考えていくこと――つまり,知的複眼思考ができると考えるのです」。「この本は,どうすれば知的複眼思考法を身につけることができるのか,そのための方法を詳しく解説したテキストです」。

確かに詳しく解説しているし,詳しすぎるとも思うんだけど,いわれてみればこういう思考法を学校で体系的に教えているわけではないんだな。

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知的複眼思考法 : 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社): 2002|書誌詳細|国立国会図書館サーチ