Dribs and Drabs

ランダムな読書歴に成り果てた

S.S. スキーナ『アルゴリズム設計マニュアル 上』丸善出版

本書は,プログラミングの初歩を学んだ生徒や,実際のプログラミング現場で活躍しているプログラマー/技術者を対象としたアルゴリズム設計のレファレンスマニュアルである。/読者が抱えている応用上の問題をアルゴリズム問題としてきちんと理解し,最適な実装(プログラム)を入手する方法を解説している。/上巻はアルゴリズム設計の体系的な知識を学ぶための教科書であり,アルゴリズムの基礎概念と標準的な各種アルゴリズムの原理が紹介されている。例題を多く用いて,直感的な理解に重点を置いている。/下巻は実際によく現れるアルゴリズム問題を広範に集めたカタログである。各問題について典型的な入力・出力が図で示され,初学者にも理解しやすいものとなっている。

この手の本を読んでいつも思うんだけど,自分が求めているのは狭義の〈アルゴリズム〉ではなく,もっと広範な〈問題の解き方〉なんだな……。

007.64

アルゴリズム設計マニュアル (丸善出版): 2012|書誌詳細|国立国会図書館サーチ