Dribs and Drabs

ランダムな読書歴と音楽にまつわる備忘録

清水唯一朗『近代日本の官僚:維新官僚から学歴エリートへ』中央公論社(中公新書)

思ってたのと違ってた…。この「思ってたのと違ってた」感,この本のときと同じだ。

原題の官僚(制)の話かと思ってたんだけど,

本書は,明治維新から大正デモクラシー期までの半世紀を対象に,官僚の誕生と成長の過程を描く。彼らがどこからきて,どこへいくのか。その歩みを論じることで,「官僚とは何か」という問いに答えたい。

なんだけど,答えてるのかな。わからん。

冒頭の文章が

一八六七(慶応三)年の早春,幕末の政治変動は終局に向けて急展開をはじめた。

って感じで,この時点で「自分が求めていたものじゃないなー」って予感がした。

312.1